「どこにもないものならば作りましょう!」スクラップやジャンク品でバイク・車のDIY!情熱とワクワクでいっぱいのチャンネル発見【暮らし、楽しむ、YouTube】
さまざまなジャンルの動画が存在する、YouTube。日々の暮らしに役立つ情報が意外と眠っているので、ただの暇つぶしで見ているだけではもったいないです!!
今回の「暮らし、楽しむ、YouTube」では、ミュージシャンでマンガ家の劔樹人さんが、YouTubeチャンネル『GUNMA-17』を紹介します。ヤフオクなどで手に入れたジャンク品の車、バイク等を友人たちと力を合わせDIYで修理・改造していく動画を見ていく中で、劒さんにはどんな変化があったのでしょうか……?
「やりたいからやってみるんだ!」……好奇心とチャレンジ精神にあふれていて、めちゃくちゃワクワクする動画発見!
皆さま、ご機嫌いかがですか?
劔樹人と申します。
マンガを描いたり、ミュージシャンをしたりの傍、家事育児をメインで担当する主夫として日々を送っています。
「SDGs」という言葉をご存じでしょうか。SDGsとは、地球資源が枯渇してゆくことや環境危機の意識から、国連で採択された持続可能な開発目標のことです。
大量消費社会は多くの先進国を豊かにしてきましたが、それを続けることはもはや地球の寿命を加速的に縮めてしまうことになりかねない。
サスティナブル(持続可能)な生き方は、これからの私たち一人一人に不可欠なものとして注目されているわけです。
それはさておいても、古いものを直して使えるようにしたり、自分なりのカスタマイズで好きなものを長く使うことはとてもステキなことです。
かくいう私も、古いビンテージものや経年変化が大好物の人間であります。
ミュージシャンとしての活動で使っている楽器は、70年代のビンテージ。
きれいな状態を保存したいというコレクター感覚ではなく、毎日ガンガン使うためのものです。
使わないと意味がないので、壊れたら修理し、消耗部品も遠慮なく入れ替えます。
アンプも70年代のものを愛用しています。
壊れた状態のものを安く購入し、修理して使えるようにしました。
アンプに限らず、修理する前提で壊れた機材を購入することはよくあります。
ただ私の場合は、アンプや機材の修理に専門的な知識があるわけではないので、プロのリペアマンにお願いをしています。
これが自分でDIYできるようになると、それはそれでとてつもない楽しみがありそうだな……と感じることはよくあります。
また、自分で所有したいという欲は現状ないものの、興味を持ったらとてつもない楽しみがあるんだろうなと思うのは、「車」です。
最近、友人であるスチャダラパーのBOSEさんが車のリメイクをされていて、グッと心つかまれるものがありました。
古い車を修理したり、自分好みにカスタマイズしたりできたら楽しそうなのは間違いありません。
そんなわけで、今回はこちらのYouTubeチャンネルを見ていきたいと思います。
スクラップやジャンク品を使って、車やバイクのレストアを中心にした動画をアップしているDIYer、GUNMA-17(グンマーイチナナ)さんのチャンネルです。
地元の群馬を舞台に、近所のスクラップ工場や友人の整備工場、あるいはネットオークションなどから手に入れた素材を使い、「自分がやりたいなと思った」ものをDIYで作り上げてゆく、「どこにもないものならば作りましょう」精神あふれるGUNMA-17さん。
この数々の動画、とにかく「やりたいからやってみるんだ!」という好奇心とチャレンジ精神にあふれていて、めちゃくちゃワクワクするんですよ。
GUNMA-17さんは、最初の頃はたまにしか顔出しをせず、テロップによる解説で進行してゆく動画作りをしていました。ある時、「子供の時に見た映像を実現する」と、中古のトヨタ・ランドクルーザーにキャタピラを履かせて雪上車仕様にする動画で一気にブレイク。しかし、急なブレイクのせいか一度YouTube側のミスでアカウント停止にされてしまい、それをきっかけに「どんな人間が運営しているチャンネルか」わかりやすくなるよう、顔出しで動画を作るようになります。
世紀末仕様にしたランクル40改70 Handsome boy winter session2017 land cruiser 4x4 MAD MAX
キャタピラのランクル、その怒りのデスロード感あふれるルックスに圧倒されます……!
車やバイクに興味のない方にもおすすめの動画はこちら。
自転車にジェットを搭載するシリーズ!
目指せ、自転車で時速60Km!
ジェット自転車は先にやっているYouTuberもいらっしゃるようですが、GUNMA-17さんは車いじりの達人としてクオリティーが違います!
情熱があればゴミだって生まれ変わる!失敗したってロマンがあるからいい!
とはいえ、失敗することもあるのですが、トライ&エラーを繰り返すその姿勢にもロマンを感じるのです。
事故でフレームが曲がり、廃車状態だったバイクを再生させる動画もとても良かったです。
修理にスクラップパーツを使っているのもいいですよね。
情熱があればゴミにしか見えないものがこんなに良いものになるのか!
作業中にタガネが飛んでお父さんの車に傷をつけてしまい、お父さんが「そんなゴミみたいなもん作るたびに車傷つけられたらたまんねえよ!」と本気で怒っているシーンがあるのですが、偶然のその言葉がバイクがピカピカに再生された時に思い出されてグッとくるものがありました。
壊れた車やバイクに目を輝かせ、完成するとうれしそうに歓声を上げながら群馬の自然あふれる道を走るGUNMA-17さん。少年の気持ちのまま大人になったかのようなその姿に、忘れていた何かを思い出す人も多いのではないでしょうか。
さらに、彼の周りには人が集まってきて、「直すならあげるよ」って、みんな親切なんですよね。
年上のマシン好きたちにとてもかわいがられているんでしょう。
私も、これで車を自分で改造したいというところまでは至らないですが、好きなものでDIYはやりたいなという気持ちになりました。
皆さんもぜひ、自分の目が輝く何かを作るきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
マンガ・文:劔樹人
この記事を気にいったらいいね!しよう
PreBellの最新の話題をお届けします。