最大36人で同時に遊ぶVRゲーム！お台場から宇宙へ旅立つ「ワンダーポッド」を体験してきた

VRを体験してみたいと思いつつ機会を伺っていた方に、お台場から宇宙空間への小旅行を楽しめる「ワンダーポッド」の体験レポートをお届けします。この「ワンダーポッド」は、最大36人で同時プレイが可能！ ユーザーはヘッドセットを装着し、頭の向きで視線を動かすことで楽しむことができるというVRアトラクションです。アトラクションの紹介をしている動画を見ると、さらにイメージがつくかと思います。

「ワンダーポッド」を体験することができるのはお台場、ダイバーシティ東京 プラザ2階にある「コニカミノルタ VirtuaLink in ダイバーシティ東京プラザ」。2017年7月24日にオープンしたこの施設は、「コニカミノルタ VirtuaLink in 東京スカイツリータウン®️」に続く、コニカミノルタプラネタリウムが運営するVR体験施設です。

宇宙へ飛び立つ「ワンダーポッド」を体験することができるこの施設ですが、入場するときに購入するのは「BORDING PASS」。入場券ではなく、搭乗券なんです。さらに、クルーが着用している衣装は「宇宙空間に浮かぶ天体」をイメージする月面柄がデザインされた衣装！ 宇宙へ旅立つためにPreBell編集部も搭乗したいと思います。

平日の夜、編集部は男2人で体験！！ そして席はどれも4人が向かい合うようにセッティングされています。事前説明では「協力してゲームに取り組んでいただきます」とあったので、向かいのカップルのデートの邪魔なのではないかと心配しましたが、ペアで行うとのことで一安心.。

卵型のポッドと呼ばれる宇宙船は、座り心地がなんとも快適で、リラックスできます。そして窓の外には観覧車、お台場の夜景が。これからはじまるのは360°非日常の世界に囲まれるVR体験。この時点で大切な人と来るのにピッタリな要素が揃っている気がしてきました。極め付けに、このイベントのキャッチコピーは「ダイバーシティで、僕たちはひとつになる」...なるほど...。

いよいよ宇宙船に乗って、宇宙空間で発生する危機から協力プレイで地球を救うVR体験がスタート。

ゲームと言ってもコントローラーなどはなく、対象物に視線を合わせるだけで進んでいくので、誰でも直感的に、世界観に入り込める仕様になっています。

下を向いても後ろを向いても360°広がる宇宙空間。協力プレイで地球や月、星座を作り出したり、視線を送ってバリアを作り迫りくる隕石から地球を守ります。

バリアを作るミッションは、なんと会場にいる体験者全員での協力プレイ！ 他プレイヤーの視線がビームのように、自分の視界の外から宇宙空間に打ち出され、次々にバリアが作られていくのは驚きました。VR空間にいながら他のプレイヤーがいることを感じられるのです。さらにVRによって、体は宇宙空間に浮かんでいるように感じられ、非日常空間を楽しんでいるうちに、気づくと夢中に。

ゲームのエンディングはミッションの成功度合いによって変わるので、プレイしてみてのお楽しみです。

このゲームは、ヘッドホン内に流れるゲーム内のキャラクターの声と、生解説によるナビゲーターとの掛け合いで進んでいきます。毎回担当の方がリアルタイムでナビゲーションしているそう！ 時折挟まれる小ネタ（体験当日はダイバーシティで建設中のガンダムについての小話）がライブ感を盛り上げてくれました。

使用するVRヘッドセットは「PlayStation®VR」。軽量で、ピントやフィット感の調節も自分で簡単に行えるので着け心地はとっても快適、約30分の体験でもまったく疲れは感じません。ゲーム中で必要な協力プレイがペアの人とスムーズに行えるよう、ヘッドホンは外の音が聞こえるオープンエア型なので、ペアで声をかけあいながら楽しめます。

VRヘッドセットの着脱がはじめてでも丁寧なガイドがついていますし、ゲームの内容も複雑な操作は必要なく、難しい要素は一切ないので、これまでVRに親しみを感じられなかったゲームが苦手な方や女性、家族連れなどにもおすすめです！

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TEXT：PreBell編集部