Google、広告の透明性向上につながる新機能「広告の透明性について」を提供開始。
Googleは、3月29日、広告の安全性に関する年次報告書を公表しており、それによれば、規約違反が原因で掲載しなくなった広告は52億件もあるといい、昨年と比較して約50%の増加だという。
そんな変化が明らかになった同日、同社はGoogle検索やYouTubeに表示される広告に関する詳しい情報を見ることができる新しい機能「広告の透明性について」の提供を発表した。
同機能では、気になる広告を配信している広告主の、正式名や所在地だけでなく、過去の広告や広告が最後に掲載された日、広告フォーマットなど、さまざまな広告主についての情報を確認することができるという。
Google広告はカスタマイズが可能。
Googleは、評価やブロックなど広告の管理ができる機能「マイ アド センター」の提供をしている。
以前は興味があったジャンルの広告であったが、今は興味がないという場合にカスタマイズできるだけでなく、元から興味がない場合には、アルコールや出会い系、ギャンブルなどのジャンルごとに広告を制限することも可能なようだ。
透明性が高まり、さらに、自分の好みや興味に合った広告が表示されることで、ユーザーにとって快適な広告体験へとなっていくことに期待が高まっている。
【関連リンク】
・Google、広告主の情報を提供する「広告の透明性について」(Impress Watch)
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1489801.html
・Google、広告表示の管理可能に。興味のない広告を制限(Impress Watch)
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1449478.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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