イーロン・マスク氏、AI開発のために約1万個のGPUを購入。
イーロン・マスク氏が、最近約1万個のGPUを購入したことが報じられ、OpenAI社に対抗して生成AIを開発しようとしていると言われている。
現時点では、まだ開発は始まったばかりだといい、大量のGPU購入に加え、最近Alphabet社の傘下にあるDeepMindからAIエンジニアの引き抜きもしており、これから本格的に開発が進められるようだ。
AI開発に力を入れる理由として、Twitterの広告機能強化を目指しているのではないかと考えられており、今後のマスク氏の動きに注目が集まっている。
AI開発を一時停止する呼びかけ。
AI開発に向けた動きが見られる一方で、3月にはChat-GPTに用いられているGPT-4よりも強力なAIの開発などを少なくとも6カ月間停止するよう呼びかけを行っている。
この呼びかけは、AIが引き起こすリスクについて十分に把握するためのものであるといい、書簡には1000人以上が署名をしているという。
しかし、Appleの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏など多くの人が署名をしているなかで、Microsoftの創業者であるビル・ゲイツ氏の名前はないようだ。
【関連リンク】
・イーロン・マスクが密かにAI開発続行、DeepMindの人材引き抜き(Forbes JAPAN)
https://forbesjapan.com/articles/detail/62376
・イーロン・マスク氏、生成AI用に約1万個のGPUを購入か AI開発の停止要請に署名したばかり(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2304/12/news099.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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