Apple、地球環境負荷軽減に向けた新たな目標を発表。
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2023.04.23 Apple、地球環境負荷軽減に向けた新たな目標を発表。

Appleは、4月13日、同社が設計するバッテリーにおいて、100%リサイクルされたコバルトを採用することを2025年までに目指すと発表した。

発表によれば、2025年までに、同社が提供する全デバイスに使用する磁石を100%リサイクルの希土類元素に切り替えるとしており、回路基板においても100%リサイクルの「スズはんだ」と「金メッキ」を用いる計画だという。

この取り組みは、地球環境負荷軽減の一環だといい、同社は今後リサイクル素材の採用を促進していく方針を示しており、2030年までには全製品のカーボンニュートラル化を達成する計画としている。

プラスチック削減にも取り組んでいる

Appleは、スクリーンに貼ってあるフィルムや、緩衝材などに使われるプラスチックを削減する取り組みにも力を注いでいるという。

同社は、2022年、iPhone 14シリーズの箱にデジタル印刷を採用し、ラベルをなくすことをはじめとして、プラスチック削減に向けた取り組みを実行している。

その結果、プラスチックにおいては1100トン以上、二酸化炭素においては2400トン以上を削減していることになるという。

このように積極的に地球環境負荷削減に向けて取り組むAppleには注目する人も多いことだろう。

【関連リンク】

・Apple は 2025 年までにバッテリーに 100% リサイクルされたコバルトを使用します(Apple)
https://www.apple.com/newsroom/2023/04/apple-will-use-100-percent-recycled-cobalt-in-batteries-by-2025/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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