26年の時を超えて。新進気鋭のポップアーティストたちとPost petの共演!
「POSTPOP展」が、7月14日にMDP GALLERY NAKAMEGUROでスタートしました。
テーマは「令和の時代を歩む『PostPet』の仲間たち」
1990年代後半から2000年代初頭に一世を風靡したキャラクター「PostPet」を、令和のポップアーティストたちはどのように表現するのでしょうか?
今回は18名のアーティストのなかから、「あきたあもう」さんと「むろいあい」さんにイベントに懸ける意気込みやPostPetへの思いについてお話をお伺いしました。
「レトロだけどポップ、懐かしくて新しい」PostPetの可愛らしさをデジタルで表現したい。
Instagramや個展の開催、イベント出演などで活躍する「あきたあもう」さんは、イラストレーターとしての本格的な活動を昨年からスタートしました。
最新鋭のプリント技術を使い、厳選した最高級の素材にプリントする「ジークレー」方式を採用しているあもうさん。
「PostPetは私の世代というわけではないので、自分なりに調べながら進めました。キャラクターの可愛らしさや懐かしさのなかにある新しさを表現しました」と振り返りました。
PostPetが流行っていた1990年代後半から2000年は幼稚園から小学生で、あもうさんは当時から既にパソコンを使っていたそうです。
「自分はデジタルの方が向いていると思う。これからも新しい挑戦をしながらデジタルの可能性を広げたい」と今後の活動の意気込みを語りました。
令和の時代もモモちゃんが愛され続けますように。3体のPostPetに願いを込めて。
むろいあいさんは、普段はテディベアを中心に小さなぬいぐるみを作っているそうですが、今回の「POSTPOP展」のために大きなPostPetを作りました。
「26年愛されてきたPostPetのモモちゃんが令和をどう生きるのか。これからもずっと愛され続けますようにという願いを込めて作りました」と話すむろいさん。
型紙の作成後は全て手縫いで作業し、箱やパッケージも含めて完成するまで約1ヶ月程度かかったそうです。
「モモちゃんの特徴でもある白い手足と長いまつ毛、26年分の古さを表現するビンテージには苦労しましたが、3体とも納得のいく仕上がりになりました。作品のなかで私らしさが表現できるように工夫しました」と作品への思いを語りました。
POSTPOP展は7月29日(土)までMDP GALLERY NAKAMEGUROで開催されます。
新進気鋭のポップアーティストたちそれぞれが表現するPostPetとの出会いは、新しい発見と感動を運んでくることでしょう。この機会に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
【イベント概要】
期間:2023年7月14日(金)~7月29日(土)
会場:MDP GALLERY NAKAMEGURO
時間:11:00~19:00 最終日は18:00まで/日・月・祝日は休廊
電話:03-3462-0682
URL:http://mdpgallery.com
あきたあもう
アーティスト・イラストレーター
instagram.com/amo_0811/
むろいあい
オリジナルのぬいぐるみ、ドールを作成。可愛い素材と色にこだわって1体1体丁寧に作成している。ぬいぐるみの生地は主にシュタイフ社、ヘルムボルト社の高品質な素材を使用。
Instagram :pipo_pipo_stuffed_animals
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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