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Microsoft、生成AI搭載の「Copilot in OneDrive」の提供を5月から開始

Microsoftは生成AI「Copilot」を搭載したOneDrive、「Copilot in OneDrive」の提供を5月から開始する。人工知能の搭載によりファイルの迅速な検索や整理、情報の抽出を支援する。

手動での検索の代わりにユーザーが質問を投げかけるだけで、関連ファイルを分析し簡潔な回答や要約を提供するため、時間と労力を節約することができる。

各プランの料金と機能 複数のファイルから要約も可能

「Copilot in OneDrive」のサブスクリプション料金は1ユーザーあたり月額3750円だ。「Copilot Pro」プランは手の届きやすい月額3200円。ウェブサイトで使用できる無料版も提供されているが機能は限定的だ。

Copilot in OneDriveがサポートするファイル形式はDOCとDOCX、FLUID、LOOP、PPT、PPTX、XLSX、PDF、ODT、ODP、RTF、ASPX、RTF、TXT、HTM、HTMLと幅広い。それらの一つあるいは複数のファイルから要約を作成することもできる。

Microsoft 365アプリでドキュメントを開くように、任意のファイルを好きなローカルアプリで開くことができる。たとえばPDFファイルを「Adobe Acrobat」で開くといったことが可能だ。

Copilot Proプランでは、Microsoft Teams上でのAI機能の使用や、ウェブ上のOneDriveファイルとの直接的なやり取りは実行できない。しかし、テキストの作成と編集、Excelの数式生成やPowerPointでのプレゼンテーションの作成、Outlookでの返信の下書き作成などといった作業が支援される。

Copilotの無料版は専用のウェブサイトを介して自由にアクセスすることができる。ただし、「Microsoft Office」アプリやそのファイルと直接的なやり取りができるのは、Copilot ProプランとCopilot for Microsoft 365プランのみだ。

関連リンク

マイクロソフト、「Copilot in OneDrive」を5月に提供開始へ(ZDNET Japan)
https://japan.zdnet.com/article/35214941/新しいウィンドウで表示されます

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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