エヌビディア、アップルを抜き時価総額2位に 1位は依然マイクロソフト
6月5日、米エヌビディアの時価総額が3兆ドルを突破し、米マイクロソフトに続く2位に躍り出た。時価総額首位は依然としてマイクロソフトで、この日の株価終値では3兆1500億ドル、3位はアップルの3兆0030億ドルだった。
世界の企業で時価総額3兆ドルを突破したのはマイクロソフト、アップルに続いてエヌビディアが3社目だった。生成AIの開発や処理に使われる半導体の需要拡大への期待から株価も上場来高値の更新を続けている。
AIブームに乗り株価高騰が続く 今後、時価総額トップに躍進との予想も
エヌビディアの株価は5日の終値で前日比5.2%以上上昇し、約1224.4ドルとなり、S&P500種株価指数、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数ともに押し上げた。
昨今のAIブームによって2023年は239%、今年に入ってからも147%の高騰を見せるエヌビディア株価。時価総額3位となったアップルの株価は今年に入って1.7%の上昇だ。
ハイテク大手がAIの分野で競争を繰り広げる中で、高性能AI半導体の需要が供給を大きく上回っている。エヌビディアはAI半導体販売の約70%を占め、ほぼ独占状態だ。利益見通しも上がってきており、今後はさらなる株価の高値更新、時価総額トップに躍進することも予想される。
【関連リンク】
・米エヌビディア時価総額、アップル抜き2位に浮上(CNN.co.jp)
https://www.cnn.co.jp/tech/35219777.html
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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