年末年始などのイベント時はフィッシング詐欺サイトが増加する!BBソフトサービスがリポートを発表。
セキュリティ通信

2022.04.12 年末年始などのイベント時はフィッシング詐欺サイトが増加する!BBソフトサービスがリポートを発表。

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BBソフトサービス株式会社は、3月28日、2021年のインターネット詐欺の傾向をまとめた「2021年 年間インターネット詐欺リポート」を発表した。

BBソフトサービスが提供している、ネット詐欺を検知・ブロックするセキュリティソフト「詐欺ウォール」で、2021年に検知したサイトから、有害サイトや違法サイトを除いた、ネット詐欺に関連する3,411万2000件をランキングにしたところ、「ワンクリック詐欺」が最も多く、そのあとに「偽通販サイト」、「フィッシング詐欺サイト」が続くという結果になった。

その中でも、2021年のフィッシング詐欺サイトのURL件数は、2020年と比べて10倍になっているということがフィッシング対策協議会の報告でわかっており、特に年末年始などのイベントがある月は狙われることが多いのだという。

フィッシング詐欺の被害に遭わないために。

2021年は、クレジットカード会社や通販サイトを装ったフィッシング詐欺が多く確認されているという統計が出ている。

2022年には、2021年にも確認されている「ETC利用照会サービス」や「新型コロナウイルスワクチン接種」に関する詐欺サイトが増加すると予想されており、イベントが開催される時期にはグッズ購入サイトなどにも十分警戒する必要がある。

フィッシング詐欺の被害に遭わないためにも、メールやメッセージに添付されたURLはクリックしない、個人情報の入力を求めるようなメールやメッセージには警戒する、IDやパスワードを使いまわすことを避ける、といった個人でできる対策をするとよいだろう。

【関連リンク】

2021年 年間インターネット詐欺リポート 金融系以外のサイトを狙って個人情報を盗む手口が増加 ダークウェブで販売の可能性も(BBSS)
https://www.onlinesecurity.jp/reports/2022/2021summary.html?_ebx=361dwd1bt.1615874887.7knn2wj

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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