電通プロモーションプラス、不正アクセスによって「BAE」利用者情報が流出した可能性。
セキュリティ通信

2022.04.18 電通プロモーションプラス、不正アクセスによって「BAE」利用者情報が流出した可能性。

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株式会社電通プロモーションプラスは、4月5日、第三者からの不正アクセスにより、プロモーション情報サイト「BAE(ベイ)」利用者の個人情報漏洩が確認されたと発表した。

発表によれば、3月16日に不正アクセスの可能性があることがわかったため調査を開始、3月18日には不正アクセスによる情報流出の可能性があると発覚したのだという。

情報流出の可能性があるとわかったとされる18日中に、運用しているサーバーを停止し、外部の通信からの隔離をしており、執筆時点(4月7日)もサイトは利用できなくなっている。

電通プロモーションプラスは、今回の出来事を重く受け止め、今後はセキュリティ対策をより徹底することで再発防止に取り組んでいくとしており、今回の件に関する新しい情報が入った場合には、ホームページで発表するようだ。

情報流出の可能性のある顧客に該当するのは?

今回、外部への情報流出の可能性があるとされているのは、2018年3月5日~2021年6月28日の間に問い合わせた顧客と2021年5月6日~6月29日および9月12日~12月4日の期間内にメールマガジンの登録をおこなった顧客。

該当するのは、問い合わせに関する情報で98件。氏名、会社名、電話番号、メールアドレス、問合せ内容、BAEを知ったきっかけなどの情報が含まれている。また、メールマガジンの登録に関する情報は153件だといい、氏名、会社名、メールアドレス、興味関心ジャンル、などが含まれているという。

これらに該当する顧客に対しては、個別で謝罪や説明をおこなっており、個人情報保護委員会への報告も済んでいる。

4月5日時点では、個人情報の悪用は確認されていないようだ。

【関連リンク】

お客様の個人情報の外部流出可能性に関するお知らせとお詫び(電通プロモーションプラス)
https://www.dentsu-pmp.co.jp/news/2022/20220405/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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