情報処理推進機構、ITパスポート試験での最年少合格者の記録更新を発表。
セキュリティ通信

2022.04.25 情報処理推進機構、ITパスポート試験での最年少合格者の記録更新を発表。

情報処理推進機構(IPA)は、4月14日、令和4年3月度におこなわれたITパスポート試験(iパス)で最年少合格者の記録が塗りかえられたと発表した。

今回現れた最年少合格者は、受験した時点で7歳の小学一年生だといい、これまでの最年少合格者は、令和2年10月度に合格した8歳の小学3年生であった。

ITパスポート試験(iパス)の開始から令和4年3月までの応募者148万8538人のうち294名が12歳以下であり、12歳以下の累計合格者数は61名だという。

これから求められる人材とは

今回最年少合格者の記録が更新されたITパスポート試験(iパス)とは、ITに関する基礎的な知識があることを証明できる国家試験である。

2009年4月に当試験がスタートして以来、応募者の数は増え続けており、受験者は社会人から学生まで幅広く、多くの人から支持を得ているようだ。

AI、IoT、セキュリティなどの技術やITに関するものから、マーケティングや財務などの経営に関するものまでが出題されるといい、人材育成として取り入れている企業も多く存在するという。

勤務先で分類すると、応募者はIT系企業だけでなくIT系以外の企業も増加してきている。

これからは職業に関係なく、ITや経営に関する知識を持ち合わせていることが企業の求める人物像となる可能性もあるため、興味がある場合は、挑戦してみるとよいだろう。

【関連リンク】

プレス発表 ITパスポート試験に7歳の小学1年生(受験時)が合格(情報処理推進機構)
https://www.ipa.go.jp/about/press/20220414_2.html

iパスとは(ITパスポート試験)
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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