ITに関する国家試験、2023年4月から受験者はいつでも受験可能に。
セキュリティ通信

2022.05.11 ITに関する国家試験、2023年4月から受験者はいつでも受験可能に。

情報処理推進機構(IPA)は、4月25日、基本情報技術者試験(FE)と情報セキュリティマネジメント試験(SG)の試験日時を受験者が選択できるようにすると発表した。

今までは年に2回しか受けられなかった試験の通年化が適用されるのは2023年4月からだといい、変更される点は他にもある。

1年間に受験できる回数が増加することに加えて、出題の範囲および形式、試験の問題数の変更により、試験にかかる時間がこれまでと比較して3割~4割も短縮できるという。

発表によれば、申込みの方法や受験規約など詳細は改めて発表されるようだ。

基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験

基本情報技術者試験(FE)は、「ITエンジニアの登竜門」とも認識されているITの基礎的な知識や技能が問われる試験となっている。

そして、情報セキュリティマネジメント試験(SG)は、情報システムへ向けられる脅威から組織を守るための知識が問われるもの。

どちらも国家試験とされており、IT化が進められている現代では、多くの社会人が受験しているという。

今回の変更によって、基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験が受験しやすいものとなり、より多くの人がIT化の現代に必要な知識や技能を身につけることが期待できるのではないだろうか。

【関連リンク】

プレス発表 基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験を通年試験化(IPA)
https://www.ipa.go.jp/about/press/20220425.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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