Apple、Google、Microsoft、パスワードいらずで手軽なサインイン実現へ。
セキュリティ通信

2022.05.19 Apple、Google、Microsoft、パスワードいらずで手軽なサインイン実現へ。

Apple、Google、Microsoftの3社は、「世界パスワードデー」と定められている5月5日(現地時間)、パスワードなしでおこなうオンライン認証のサポートを拡大すると発表した。

新機能によって、顔や指紋での認証やデバイスのPINの入力をするだけで、どの端末やプラットフォームでもサインインが可能になるのだという。

今まで取り入れられてきた「パスワードレス認証」とは異なり、事前の端末設定が不要だといい、買ったばかりのスマホ端末や初めて操作するPCでも手軽にサインインできるようになるとしている。

また、ショートメッセージを用いたワンタイムパスコードよりも安全性が高まり、セキュリティが強化されるのだという。

新機能の提供は2023年中にされる予定。

これまで、複数のアプリなどで同じパスワードを使用しているとセキュリティ面が懸念され、それぞれ違うパスワードを設定していれば覚えておくことが難しくなり、メモなどに残していると確認する手間がかかっていた。

このような面で、パスワードを考えることや管理に苦痛を感じていた人もいるのではないだろうか。

新機能の提供開始が予定されている2023年には、それも少し解消され、より利便性や安全性の高いサインインが利用できることに期待が高まる。

【関連リンク】

Apple・Google・Microsoft、パスワードレス認証で連携(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN053OM0V00C22A5000000/?unlock=1

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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