若い年代ほどマイナンバーカードの所持率は高い、ビースタイル ホールディングスの調査。
セキュリティ通信

2022.08.24 若い年代ほどマイナンバーカードの所持率は高い、ビースタイル ホールディングスの調査。

株式会社ビースタイル ホールディングスは、8月15日、同社がおこなった「マイナンバーカード」に関するアンケート調査の結果を発表した。

このアンケートは、仕事と家庭を両立させることを希望している主婦および主夫を対象に実施されたものである。

調査結果によれば、6割以上がマイナンバーカードを所持しているのだという。

年代別に見ると、30代以下では約74%、40代では約64%、50代以上では60%を下回る結果となっており、若い年代ほどマイナンバーカードの所持率は高いようだ。

また、マイナンバーカードを健康保険証として利用できることを知っている割合は約86%であったが、そのうち「すでに利用している」が2.6%を占め、今後利用することに前向きな回答をしたのは約24%となった。

45%以上がマイナンバーカードの活用範囲を広げてほしいものはない

「マイナンバーカードの活用範囲として広げて欲しいもの」についての質問では、運転免許証や資格の証明書として使用できることを望む回答が見られたものの、最も多かった回答は「活用範囲を広げてほしいものがない」となり、45.8%を占めるという結果となった。

フリーコメントでは、政府に多くの情報を把握されるのを快く思わない、紛失時の情報漏洩が心配といった声が見られた。

その一方で、便利であるという声や、活用方法が今後広がることを期待する声もあり、安心できる個人情報の取り扱いや活用範囲の拡大をしていくことでマイナンバーカードを所持したいと考える人の増加につながるのではないだろうか。

【関連リンク】

・マイナンバーカードは、年代低いほど所持率が高い傾向。広げて欲しい活用範囲は…?「ない」45.8%/健康保険証「利用している・利用したい」26.8%(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000743.000003176.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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