2022.08.24 ブランド古着通販サイトでログイン情報・クレジットカード情報漏洩の可能性。
株式会社ベクトルは、同社運営のブランド古着を販売しているサイト「ベクトルパーク」において、顧客のクレジットカード情報が漏洩した可能性があることを明らかにした。
発表によれば、第三者の不正アクセスによって、決済アプリケーションが改ざんされたことが原因のようだ。
今回、情報漏洩の可能性があるのは1万8136人分のクレジットカード情報だといい、2020年4月27日から2021年12月22日の間に「ベクトルパーク」内でクレジットカード決済をおこなった人が対象だという。
同社は、名義人名・カード番号・セキュリティコードなどのクレジットカード情報に加えて、ログイン情報も漏洩している可能性があるとしている。
また、情報が漏洩したと考えられる顧客に対しては、個別で連絡をしているという。
「ベクトルパーク」、クレジットカード決済は停止中。
2021年12月7日に、不正に情報が送信されている可能性が考えられると警察から連絡を受けたことが発覚のきっかけのようだ。
ベクトルは、公表が遅くなったことについて、混乱を防ぐためであったと説明するとともに謝罪しており、監視体制やセキュリティを強化することで再発防止に努めると述べている。
同社は、2021年12月29日より、サイト内におけるクレジットカードを用いた決済を停止している。
クレジットカードを用いた決済の再開については、決まり次第、Webサイトを通じて案内するようだ。
また、「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク! 」のベクトル店では、クレジットカードを利用して、「ベクトルパーク」と同様の商品を購入できるという。
【関連リンク】
・弊社が運営する「ベクトルパーク」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ(株式会社 ベクトル)
https://vector-park.jp/contents/images/attention/park_credit_20220818.pdf
TEXT：PreBell編集部
PHOTO：iStock
