2022.08.28 今もオンライン授業を実施している中高生は10%前後、スタディプラスによる調査結果。
スタディプラス株式会社は、8月16日、同社が提供する「Studyplus」の中学生・高校生・大学生を対象に実施したアンケートの結果を公表した。
調査結果によれば、通っている学校でオンライン授業を今も実施していると答えた大学生は、私立の大学では49.7%であったが、国公立の大学では約57%という割合であった。
中学生・高校生は、オンライン授業をしていた時期はあったが今はしていないと答えた割合が、今もしていると答えた割合を大きく上回る結果になり、今もオンライン授業を実施している中学生・高校生は10%前後だったという。
また、オンライン授業を気に入っている理由として最も多かったのは、中学生も高校生も大学生も「通学時間がかからないこと」という結果になった。
オンライン授業について何かしらの不満を感じている人は多い。
授業を後で見直すことができたり、どこからでも授業を受けられたりといった、オンライン授業であるからこそ生じる利点が多くある一方で、不満に感じる点もあるようだ。
中学生・高校生では、画面を通しているため質問がしづらいと感じているという答えが最も多く見られ、大学生においては、人間関係の築きにくさに不満を感じているという回答が多く見られた。
不満に感じる点が特にないと答えたのは、どの学年でも約20%前後であり、オンライン授業について何かしらの不満を感じている人が多くいることが分かる。
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https://info.studyplus.co.jp/2022/08/16/2735
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock