ドコモ、メールサービスにおいて「DKIM」および「DMARC」を導入。
セキュリティ通信

2022.09.05 ドコモ、メールサービスにおいて「DKIM」および「DMARC」を導入。

株式会社NTTドコモは、8月23日、「ドコモメール」において、送信ドメイン認証技術である「DKIM」および「DMARC」を導入したことを発表した。

導入前は、「SPF」と呼ばれる仕組みが採用されており、事前に申請がされて認証に成功した送信者のみに公式アカウントであることを表すマークがついていた。

「DKIM」および「DMARC」が導入されたことで、企業の公式アカウントかどうかを判断することが可能になり、SPFによる認証に成功した場合に加えて、DKIMおよびDMARCによる認証が成功した場合にも公式マークがつくという。

新たな認証は無料で利用できる。

最近のなりすましメールでは、公式アカウントのメールアドレスに似せたものも存在し、パッと見ただけでは本物なのかわからない場合もある。

届いた時点で認証マークがついていれば、メールが届くたびに疑う必要もなく、安心してメールを開くことができるのではないだろうか。

今回の新たな認証の導入は、なりすましメールやフィッシングメールの被害を減らすことを目的としており、「迷惑メールおまかせブロック」「詐欺/ウイルスメール拒否」「ドコモメール公式アカウント」機能のなかで無料で利用できるという。

もし利用していない場合には、なりすましやフィッシングの被害を防ぐためにもサービスの利用を検討するとよいだろう。

【関連リンク】

・ドコモメールに送信ドメイン認証技術「DMARC」「DKIM」を導入~なりすましメールの判別精度向上によりフィッシング詐欺の対策を強化~(株式会社 NTT ドコモ)
https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_220823_00.pdf

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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