学生の出席や欠席報告を自動で記録!教育機関向けアプリケーション「OKPASS」を開発。
セキュリティ通信

2022.09.09 学生の出席や欠席報告を自動で記録!教育機関向けアプリケーション「OKPASS」を開発。

小山工業高等専門学校の准教授2名と、株式会社MOOBONの研究グループが、学生の出席状況を自動で記録する教育機関向けアプリケーション「OKPASS(オーケーパス)」を開発したと発表した。

TECH+によれば、同アプリケーションは、生徒が学校に置かれた端末に二次元バーコードを読み込ませて出席を確認するだけでなく、クラウドサービスサイトを利用することで欠席や遅刻についての連絡を学校にすることができるものとなっている。

また、生徒の出席や欠席については、教職員がリアルタイムでの共有が可能だという。

発表時点で、小山工業高等専門学校内では200人規模の実証実験がおこなわれており、検証をしたうえで、今年中に商用化することを目指しているとしている。

教職員や保護者の負担が軽くなる?

学校では、多くの生徒が通っているため、遅刻した生徒などを把握するための教職員の負担は大きく、生徒が休む場合には、保護者が休みの連絡をしなければならない学校も多く存在する。

同アプリケーションでは、生徒がそれぞれ出席や欠席などを報告するため、教職員は一目見るだけで確認ができ、負担が軽減されることが期待される。

さらに、Microsoft 365を導入している教育機関の場合、新しくIDやパスワードを作成し、管理するといった手間はいらず、2クリックでアクセスすることができるという。

また、自分の子どもがちゃんと登校しているか不安な場合には、登校状況を保護者宛にSMSで送ることができるようだ。

【関連リンク】

・小山高専、学生の出席状況を自動記録サービスを開発(TECH+)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220902-2442371/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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