2022.09.27 寄付と偽って情報を盗む!日本赤十字社を装ったフィッシングに注意。
フィッシング対策協議会は、9月20日、日本赤十字社を装ったフィッシング詐欺が確認されているとして注意をするよう呼びかけている。
手口は、日本赤十字社は新型コロナウイルス感染症の治療などの活動に取り組んでいると述べたうえで、感染防止活動を広げるための寄付を求めているという内容のメールを送って、ターゲットを偽サイトへと誘導し、個人情報やクレジットカード情報などを盗むというもの。
偽サイトは、本物によく似せてあるだけでなく、本物よりも最低寄付金額を少額に設定してあるように見せるという工夫がしてあり、より多くの人の情報を盗めるよう巧妙に作られている。
日本赤十字社を装ったサイトは、発表時点で閉鎖はされていないため、引き続き警戒する必要があるだろう。
日本赤十字社はこのようなメールは送っていないとコメント。
日本赤十字社は、同団体を装った手口について、このようなメールを送った事実はないとコメントしており、同団体を装うメールが届いた場合には、URLなどをクリックすることは避け、速やかにメールの削除をおこなってほしいと呼びかけている。
メールが届いたことをきっかけに、新型コロナウイルス感染症に関する活動をしている日本赤十字社に寄付をしたいと考える人もいるだろう。
そんな時には、メールのリンクはクリックせずに、ブラウザで検索をして、本物のWebサイトで手続きをしてほしい。
【関連リンク】
・日本赤十字社をかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/jrc_20220920.html
・【ご注意ください】日本赤十字社を騙った詐欺(フィッシング)メールについて(日本赤十字社)
https://www.jrc.or.jp/information/2022/0920_028508.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
