2022.10.02 在宅でも高セキュリティな印刷環境を!キヤノン、新たなクラウド印刷サービスを開始。
キヤノン株式会社は、9月20日、家庭用インクジェットプリンターやオフィス向けの複合機に対応したクラウド印刷サービス「Hybrid Work Print Standard」を開始すると発表した。
全ての印刷データの暗号化や、印刷をする際にプリンターへパスワードを入力する設定によって、印刷物から情報が漏れるという事態を防ぐことができるという。
また、管理者は、データが印刷されたログを確認し、誰がいつ何枚印刷したかを把握できるため、情報の不正利用防止につながるとしている。
同サービスの構成ライセンスの価格は、インクジェットプリンター向けの「uniFLOW Online Cloud Link Print Connection」では25台につき月額7000円から、オフィス複合機向けの「uniFLOW Online Cloud Print & Scan」では1台につき月額2900円から、レーザープリンター向けの「uniFLOW Online Cloud Print」では1台につき月額1500円となっている。
増えているハイブリッドワークの課題
キヤノンによれば、ハイブリッドワークをする人が増えているものの、セキュリティ面や印刷状況管理による課題によって、自宅で業務印刷をすることが認められないことも少なくはないのだという。
しかし、このサービスを活用することで、これまでできなかったことがセキュリティが確保された状態で実現するのではないだろうか。
同社は、今回発表したオフィスと在宅のプリンターに対応した「Hybrid Work Print Standard」に加え、在宅のキヤノンプリンターだけが対象の「Hybrid Work Print Simple」を2023年中に提供することを予定しているようだ。
【関連リンク】
・オフィス複合機と家庭用インクジェットプリンターに対応したクラウド印刷サービスを開始 オフィス同等の高いセキュリティ環境と管理機能により在宅勤務時の印刷課題を解決(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000807.000013980.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
