2022.10.10 三菱総研DCS、特別支援学校・特別支援学級向けコミュニケーションロボットサービスを提供開始。
三菱総研DCS株式会社は、9月28日、特別支援学校および学級向けのコミュニケーションロボットサービス「Link&Robo for グローイング」の提供開始を発表した。
このロボットは、言語だけでなく、動作・声・目の色などによる豊かな感情表現が可能で、非言語コミュニケーションへの気付きや学びにつなげるための分身として活用できる。
また、人間らしい動きをする「小型二足歩行ロボットNAO」を用いることで適度な緊張感を持ちつつも、常にニュートラルで変わらない応答や対話をするため、安心感を与える存在になるという。
ロボットの操作を学べる機会を設けたり、サービス利用者のポータルサイトを用意してくれているため、導入する側へのサービスも充実しているようだ。
サービス内容について
サービスには、コミュニケーション支援と授業支援がある。
コミュニケーション支援では、端末でコミュニケーションカードと呼ばれる箇所を選ぶことでロボットが話す機能、日常会話や面接の練習に活用できる機能、ロボットとのコミュニケーションの様子をロボット目線から録画する機能の利用ができる。
授業支援では、クイズ・かるた・体操の進行をロボットがしてくれるため、教員は1人ひとりのケアにより集中することができるのだという。
端末のボタンの配置を変えたり、クイズを新たに作成したりすることもでき、カスタマイズ性に優れたサービスになっているようだ。
【関連リンク】
・特別支援学校・学級向けコミュニケーションロボットサービス「Link&Robo for グローイング」の提供を開始(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000045457.html
・特別支援学校・学級向けコミュニケーションロボットサービスLink&Robo for グローイング(三菱総研DCS株式会社)
https://www.dcs.co.jp/solution/lr_growing/index.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
