2022.10.23 MicrosoftとMetaがVR分野で連携することが明らかに。
MicrosoftとMetaは、10月に行われた「Meta Connect」で、VR分野における連携をすることを明らかにした。
これによって、Metaが10月25日に提供開始するMeta Questシリーズの「Meta Quest Pro」や「Meta Quest 2」で、Mesh for Teamsが利用できるようになり、TeamsのなかでMetaのアバターが適合したり、WorkroomsのなかでTeamsの会議が開けるようになったりするという。
また、Meta Questシリーズのデバイスで、「Microsoft 365」に含まれる、WordやExcel、PowerPointなどが利用できるようになる。
つまり、これまではパソコンで体験していたアプリやコンテンツなどを、VR上で体験できるようになるということだ。
VR普及が加速する?
Microsoftは、モバイルにおけるデバイスとアプリの管理が可能になる「Intune」、アクセス管理サービス「Azure Active Directory」の2つによって、Meta Questシリーズの機器をサポートする予定だという。
このサポートによって、これまで使用していた会社内の機器と同じように、Meta Questシリーズの機器もセキュリティ対策ができるようになるようだ。
2社の連携によって進化するのは仕事への活用だけに留まらない。
ゲームサービスである「Xbox Cloud Gaming」が MetaのVRゴーグルを用いて体験できるようになる予定だとしている。
2社の連携によって、VR普及が加速することも大いに考えられるのではないだろうか。
【関連リンク】
・マイクロソフトとMetaが提携、「Teams」や「Microsoft 365」を「Meta Quest」で(CNET Japan)
https://japan.cnet.com/article/35194469/
・MetaとMSが提携。QuestにTeamsやWindows 365、Xboxクラウド提供(Gadget Gate)
https://gadget.phileweb.com/post-17312/
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
