AWSとBMWが連携、クラウドベースの車両データプラットフォームを開発すると発表。
セキュリティ通信

2022.11.21 AWSとBMWが連携、クラウドベースの車両データプラットフォームを開発すると発表。

AWS(Amazon Web Services)とBMWグループは、10月13日、通信機能を備えた自動車であるコネクテッドカーからのデータの配信および管理を簡易的にした、カスタマイズ可能なクラウドソフトウェアの開発において連携し、クラウドベース車両データプラットフォームを提供していくことを明らかにした。

この共同開発によって、車両信号と車両情報データを集め、クラウド上で安全にデータ処理を行うことが可能になる。

BMWから「ノイエ・クラッセ」が発売されれば、AWSのクラウドベースのプラットフォームにより、車両データを処理する能力が現在のモデルのおよそ3倍になるという。

どんな所に活用される?

今回発表された開発が進められれば、公道でない場所や舗装されていない道を走行する場合のパフォーマンスの向上が期待できるといい、フリート管理者が精度の高い車両認識アプリを開発する際にも活用できるという。

それだけではなく、自動車メーカーは、精度の高い中央集約型のコンピューティング機能などの開発やデータ管理が行えたり、データ管理をリアルタイムで行えたりするようになるとしている。

また、人間による操作が必要ない「自動運転車」の機械学習への開発においても活用が期待できるようだ。

【関連リンク】

・AWSとBMWグループ、BMWの新たなクラウドベースの車両データプラットフォーム開発で連携(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001582.000004612.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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