ドローンを使うAmazonの配達サービス「Prime Air」が米国の一部地域で開始。
セキュリティ通信

2022.11.27 ドローンを使うAmazonの配達サービス「Prime Air」が米国の一部地域で開始。

Amazon.comは、11月11日、ドローンを用いて配達するサービス「Prime Air」を、米国の一部地域で今年中に開始する予定であることを明らかにした。

ユーザーが同サービスを利用するには、ドローンが荷物を置くための場所を指定すれば良いといい、有料のプライム会員であれば追加料金を払うことなくドローンでの配達を選択できるようだ。

注文する商品にもよるが、これまでは遅くとも数日以内に届けられていただろう。

しかし同社は、10年以上開発を続けてきた同サービスについて、注文してから1時間未満で届けることを目指しているといい、注目が高まっている。

2024年までに実用化される予定の新型ドローン。

同社は同日、新型のドローン「MK30」の発表も行っている。

このドローンは2024年までに実用化していく予定だと公表されており、従来よりもより配達に適した改良がされているようだ。

小型化や軽量化に加えて、飛ぶことができる距離が長くなり、さらに少しの雨であれば飛ぶことができるようになっているという。

また、6つもプロペラがついている機器であるが、形状を工夫することで、従来よりも静かに飛行することが可能だとしている。

【関連リンク】

・Amazon が Prime Air の配達用ドローンの新しいデザインを公開 - これが初見です(Amazon)
https://www.aboutamazon.com/news/transportation/amazon-prime-air-delivery-drone-reveal-photos

・Amazon、米国でドローン宅配 10年内に年5億個を空輸(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN095H50Z01C22A1000000/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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