2022.12.09 イーロン・マスク氏、Appleと対立したものの、数日後の会談で解決。
米TwitterのCEOであるイーロン・マスク氏は11月28日、「Apple store」からTwitterを排除すると、Appleから脅しを受けたと述べた。
マスク氏のツイートによれば、Twitterの広告の大半をAppleが停止したといい、米国の言論の自由を嫌っているのかをAppleに問うツイートも見られた。
さらにマスク氏はTwitter内で、Appleがソフトウェア開発者にかけている手数料への不満を述べ、最大で30%にものぼる手数料を支払わなければならないのなら、Appleと戦争することも考えるというようなことも表明していた。
数日後、2サービスのCEOは会談。
マスク氏は、11月30日、Twitterで「誤解が解けた」とつぶやき、これらの発言を撤回した。
撤回の理由としては、AppleのCEOであるティム・クック氏と会って話すなかで、Apple側が「Twitterを排除しようと考えたことはない」と発言したことで、誤解が解けたためだという。
もし、Apple storeからTwitterが排除されていたら、経営に大きな損害を受けることになっていたと考えられ、マスク氏は安堵しているのではないだろうか。
また、iPhone利用者がTwitterを使用できなくなっていた可能性もあり、誤解が解けたことにほっとする人も多いだろう。
【関連リンク】
・マスク氏、アップルを非難 「ツイッターアプリ削除と警告」(ロイター)
https://nordot.app/970061091059695616?c=426126268348957793
・マスク氏、アップルとの対立は「誤解」が原因(AFPBB News)
https://www.afpbb.com/articles/-/3441475
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
