2022.12.26 Google Nest・Android デバイス、「Matter」に対応!スマートホーム化が加速するか。
Googleは、12月15日、スマートスピーカー「Google Nest」と「Android デバイス」がスマートホームの新規格「Matter」に対応したことを発表した。
もし使用したいスマートホームデバイスが他のブランドの製品であっても、Matterに対応している場合には接続することができるようになる。
Matterのハブとして機能するのは、Google Home、Google Home Mini、Nest Mini、Nest Audio、Nest Hub、Nest Hub Max、 Nest Wifi Proの機器。
また、ペアリング技術の「Fast Pair」もMatterへの対応が可能になったようだ。
今後、サムスンとの共同開発によってMatter内のマルチ管理機能がこれまでよりも手軽に利用できるようになる予定だといい、これをユーザーが利用できるようになるのは2023年だとされている。
「Matter」とは
スマートホームの規格である「Matter」は、IT企業約300社が参加しているスマートホームのための共通規格。
これまでは、「使用したい機器同士が接続できるのか」を考慮してスマート家電を購入したりする必要があった。
しかし、この規格が広まれば、接続のことを考えずに好きなブランドの物を使用することができるようになる。
今までスマートホーム化に憧れるだけだった人も、自分の好きなデザインであったり、欲しい機能が備わっていたり、といった基準で選べるため、今後はスマートホーム化を進める人が増えていくかもしれない。
【関連リンク】
・Google NestとAndroidデバイスがスマートホーム共通規格「Matter」に対応(Yahooニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/58c8db09619bb02b89102a9e2467f7c61e3b40ba
TEXT:PreBell編集部
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