4億人分のTwitterデータが販売される?マスク氏の反応はなし。
セキュリティ通信

2023.01.08 4億人分のTwitterデータが販売される?マスク氏の反応はなし。

ハッカーと考えられる「Ryushi」という人物が、Twitterユーザーおよそ4億人分の情報を販売すると投稿している。

同氏は、Twitterとイーロン・マスク氏には、すでにGDPR違反のリスクがあり、Facebookのようにデータ流出による罰金を避けたければデータを買い取るよう述べている。

同氏は、これらの情報を20万ドル(日本円にして約2700万円)で販売するとしており、Twitter社が買い取る場合にはデータを削除するという。

DPC(アイルランドのデータ保護委員会)は、この件について調査を開始しているようだ。

マスク氏は、この件について何の反応も示していないという。

著名人の個人情報も含まれていると主張。

「Ryushi」は、販売しようとしているデータのなかには、政治家やセレブなどの電話番号やメールアドレスも存在すると述べている。

同氏はさまざまな著名人のデータサンプルを流出させており、サンプルには、メールアドレスや電話番号、ユーザー名、フォロワー数、アカウント作成日などの情報が含まれているようだ。

セキュリティ企業Hudson Rockによる情報では、約4億人分のデータが本当にあるのかという点は確認できていないものの、データそのものは正当なのだという。

サンプルの公開によって情報を晒されてしまった人物のなかには、マスク氏に声明を出すようTwitter上で指摘した人もいたが、マスク氏が反応を示すことはなかったという。

【関連リンク】

・Twitterの4億人データ侵害でアイルランド当局が調査開始(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2212/30/news060.html

・Twitterユーザー4億人分の個人情報とされる物が2,700万円で販売中(TEXAL)
https://texal.jp/2022/12/27/personal-information-of-400-million-twitter-users-is-being-sold-for-27-million-yen/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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