2023.01.10 Appleが技術提供！新たなワイヤレス充電規格「Qi2」が発表。
ワイヤレス充電の標準規格を策定する団体「Wireless Power Consortium」は、新たな規格となる「Qi2」を発表した。
同規格は、これまでの規格「Qi」に、AppleがMagSafe技術を提供したものになっており、エネルギー効率の上昇や充電の高速化が可能になるという。
これまでの規格と新規格を比較した時、最大で15W出力することができ、異物検出機能が組み込まれているという点は変わらないようだ。
この新規格の注目すべき点は、Appleが技術を提供したというところにあるのだろう。
新規格対応のモバイル機器が発売されるのは2023年の終わり頃を予定しているという。
さまざまな機器でMagSafeが使えるようになる？
「Qi2」では、iPhone、Android問わず利用することができるのではないかといわれている。
MagSafeは、iPhone 12シリーズに搭載されていた技術で、内蔵磁石と充電器がくっつくため充電する位置がずれてしまうという問題を解決できると話題になった。
これまで、この技術はApple認定された機器でしか利用できなかったが、今回発表された新規格が適用されるにあたって、Androidなどのスマホをはじめとしたモバイル機器で利用できるのではないかと注目が集まっている。
【関連リンク】
・新ワイヤレス充電規格「Qi2」発表。アップルがMagSafe技術を提供(Gadget Gate)
https://gadget.phileweb.com/post-26146/
TEXT：PreBell編集部
PHOTO：iStock
