AppleのCEO、2023年の報酬額をおよそ4割カット。
セキュリティ通信

2023.01.29 AppleのCEO、2023年の報酬額をおよそ4割カット。

Appleは、1月12日(米国時間)、CEOであるティム・クック氏の2023年の報酬を40%ほどカットすることを発表した。

これは同社が、資料を米国の証券取引委員会に提出したことで明らかになったという。

昨年の報酬はおよそ7500万ドルだったのに対し、今年の同氏の報酬は総額4900万ドル(約63億円)になるようだ。

この金額は、2022年における同社の業績や、株主・クック氏の意見を踏まえた上で決定されたとしている。

昨年と比較して報酬が多く削減されるものの、決して少なくない額を手にする同氏の資産は、米国のメディアによれば、17億ドルにもなるという。

自ら減額を申し出たクック氏

昨年の同氏が受けとった金額の70%以上が、同社の株式に関わりがあるものだったといい、その中でもおよそ半数は株価の影響を受けるものであったようだ。

同社の株価が大きく下落を見せたことで、同氏の手にする額が多すぎると反対票が集まったとしている。

報酬の減額を強制するような投票ではなかったものの、同氏は自分から進んで減額を申し出たという。

同氏の基本給となる300万ドルと賞与の600万ドルについては、変更がないようだ。

【関連リンク】

・米アップルのクックCEO、大幅報酬カットに同意 63億円に(CNN.co.jp)
https://www.cnn.co.jp/tech/35198616.html

・AppleのクックCEO、23年の報酬総額63億円に半減(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN136YM0T10C23A1000000/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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