Appleが新たなアップデート「iOS 16.3」を公開。
セキュリティ通信

2023.02.02 Appleが新たなアップデート「iOS 16.3」を公開。

Appleは、1月23日、iPhone用アップデート「iOS 16.3」を公開した。

このアップデートによってiPhoneでは、毎年2月の黒人歴史月間を記念した壁紙の追加や、「Apple ID」で利用できるセキュリティキー機能の追加がされた。

また、緊急SOS機能において、「通報するつもりはなかったのに誤操作などで通報してしまった」という事態を避けるため、緊急通報をする際の操作が変更された。

さらに、Appleが2月3日に販売する予定の「HomePod」にも対応したという。

古い機種へのセキュリティアップデートも。

同社は、同日、iOS 15へのアップデートが不可能な機種を対象に、「iOS 12.5.7」を公開した。

機種にはiPhone 5sやiPhone 6、第6世代iPod touch などが含まれる。

これらの機種を対象にセキュリティアップデートを実施することはあまりないため、話題となっている。

このアップデートを実行すると、悪意を持って作成されたWebページなどにアクセスした際に、任意のコードを遠隔で実行されてしまう可能性があるという点が改善されるという。

未だに古い機種を愛用しているという人にとっては嬉しいニュースだろう。

【関連リンク】

・「iOS 15」対象外の旧モデル「iPhone」「iPad」向けにセキュリティパッチが公開(CNET Japan)
https://japan.cnet.com/article/35199137/

・「iOS 16.3」「iPadOS 16.3」が公開 ~iCloud高度データ保護の拡充、Apple IDセキュリティキー対応など(窓の社)
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1472537.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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