2023.02.13 Alphabet、2022年第4四半期を発表。純利益は34%減少。
Googleを子会社にもつAlphabetは、2月2日、2022年第4四半期の決算を発表した。
発表によれば、売上高は約760億ドル、日本円にして約9兆円となり、昨年の同じ時期と比較すると0.9%とわずかな増加を見せたという。
しかし、純利益については昨年の同じ時期と比較して34%減少し、約136億ドルという結果となったようだ。
アナリストの予測平均では1.19ドルであったものの、1株当たりの利益は1.05ドルとなってしまったことや、売上高に関してもアナリスト予測に届かなかったこともあり、一時は株価が6%下落を見せたという。
広告収益は減少、好調とは言えず。
Googleは1月20日、大規模な解雇を行っているが、これらに関する費用は2023年第1四半期に計上するという。
公開されたセグメント別売上高を見ていくと、全広告の収益としては、およそ4%が減少し、590億4200万ドルとなっている。
しかし、全広告のうち約13%を有するYouTube内の広告は8%も減少してしまう結果に終わるなど、好調であるとは言い難いものとなったようだ。
同社は、勢力の強い「Instagram」や「TikTok」などとの競合に負けないため「YouTubeショート」を開始しており、今後の同社の成長が楽しみだと感じる人も多いことだろう。
【関連リンク】
・米Alphabetは34%減益、YouTubeは2四半期連続減収と低迷(日経クロステック)
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/07665/
・グーグル親会社Alphabet、広告事業が振るわず34%減益--第4四半期決算(CNET Japan)
https://japan.cnet.com/article/35199531/
TEXT:PreBell編集部
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