2023.03.01 Metaが「Facebook」と「Instagram」で有料サブスクの提供を発表。
Metaは、2月19日(米国時間)、同社の提供する「Facebook」と「Instagram」において、アカウント認証を受けられる有料サブスクリプションサービスを開始すると発表した。
発表によれば、同サービス名は「Meta Verified」といい、自身のアカウントに認証バッジをつけることができる他、アカウント保護が強力になったり、認知度やリーチの向上に繋がる機能が利用できたりするという。
登録するためには、アプリ側が求める活動要件を満たしていることや、18歳以上のユーザーであること、政府発行の写真付きIDを提示可能であること、法人のアカウントではないことなどの条件をクリアする必要がある。
そんな「Meta Verified」は、オーストラリアとニュージーランドの国で最初に利用することができ、他の国においても近日中の提供開始を予定しているようだ。
一足早くスタートしている「Twitter Blue」
このような認証バッジを有料化するサービスは、一足早くTwitterが「Twitter Blue」を開始している。
このサブスクリプションサービスに登録すれば、アカウント名の横に青いチェックマークがつくだけでなく、自分好みにTwitterをカスタマイズできるようになったり、ツイートする際に便利な機能が使用できたりする。
しかし、お金を払えば認証バッジを手に入れることができてしまうため、サービス開始当初には著名人などになりすました投稿も多く見られ、一時はサービスを停止するというトラブルも発生していた。
iOSとAndroidで月額14.99米ドル(Webサイトでは月額11.99米ドル)で提供されるMetaの新しい有料サービスはどのような反響を呼ぶのか注目が集まる。
【関連リンク】
・インスタとFacebookで認証バッジ「Meta Verified」 月12ドル(Impress Watch)
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1479902.html
TEXT：PreBell編集部
PHOTO：iStock
