格安SIMでおすすめの乗り換え先3選！乗り換え手順も解説します

大手キャリアと比較して月額料金が安いため、通信費を抑えたいと思っている方の中には、乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、あまりにも数が多すぎて乗り換え先に困ったり、乗り換え方法や手順がわからなかったりする方も多いはずです。

そこでこの記事では、おすすめの格安SIMや乗り換え手順、乗り換える際の注意点などについてまとめました。

スムーズに乗り換えて通信費を削減するためにも、本記事を参考にしてみてください。

格安SIMでおすすめの乗り換え先は、次の3社です。

・楽天モバイル
・ahamo
・NUROモバイル

一つずつ特徴を解説します。

楽天モバイルは、格安SIMの中でもめずらしい、無制限プランを提供しているキャリアです。

厳密にいうと格安SIMの括りではありませんが、格安SIM並みに料金が安いので紹介します。

料金は段階制で、使った分だけ支払う形式なので、月によって消費するデータ容量が異なる方も安心して利用できます。

※全て税込み価格です

20GB以上であれば、どれだけ消費しても3,278円なので、大容量の格安SIMを探している方におすすめです。

ahamoは、ドコモのサブブランドとしてリリースされています。

ahamoも厳密にいうと格安SIMではありませんが、安く利用できるので紹介します。

安さだけでなく、通信速度の速さも特徴です。

他の格安SIMを見ると、料金は安いものの速度が遅くて快適に利用できない場合も多いので、通信速度を重視する方におすすめできます。

目安ではありますが、ahamoの平均通信速度をお伝えすると、次のとおりです。

・平均ダウンロード速度：116.4Mbps
・平均アップロード速度：12.87Mbps
※参照元：みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイト

上記のとおり、ダウンロード速度が100Mbpsを超えています。

他の格安SIMを見ると、20MBpsほどの場合が多いため、比較すると非常に速いとわかります。

通信速度を重視する方は、ahamoを契約してみてください。

NUROモバイルは、カウントフリーが利用できる格安SIMです。

カウントフリーとは、特定のサービスを利用する際に、データ容量を消費せずに利用できる機能です。

対象のサービスを確認してみましょう。

・LINE
・Twitter
・Instagram
・TikTok

人気のSNSを、データ消費を気にせずに楽しめるので、上記のSNSを頻繁に利用する方におすすめできます。

格安SIMへ乗り換える際は、次の手順を参考にしてみてください。

1：MNP予約番号を取得する
2：格安SIMを申し込む
3：届いたSIMを端末に挿入する
4：初期設定をして利用開始

順番に解説します。

現在利用している電話番号を、乗り換え先でそのまま利用する場合は、MNP予約番号が必要です。

MNP予約番号は、現在契約しているキャリアに問い合わせたり、Web上で発行できたりします。

現在契約しているキャリアに解約の連絡を入れる必要はありません。

乗り換え先の格安SIMを開通すると、自動的に解約扱いになるためです。

MNP予約番号を取得したら、格安SIMを提供しているキャリアのWebサイトや店舗で契約をおこないましょう。

料金プランや通信速度などを確認して、自分に最適なプランを選んでみてください。

申し込みが完了すると、自宅にSIMが届きます。

端末に入っている乗り換え前のSIMを取り出し、乗り換え先のSIMを挿入してください。

最後に初期設定をおこない、利用開始です。

初期設定の手順は、契約した格安SIMの公式サイトやSIMに同封されている説明書に記載されているので、参考にしてみてください。

格安SIMに乗り換える際は、次の注意点に気を付けてください。

・端末のSIMロック状態を確認する
・契約中のキャリアの解約金に注意する
・MNP予約番号の有効期限に注意する

一つずつ解説します。

格安SIMへ乗り換える際は、SIMロック状態を確認しましょう。

端末がSIMロックされている場合、他のキャリアのSIMカードを挿入しても利用できません。

そのため、乗り換え先の格安SIMを利用するには、SIMロックが解除されている端末を準備する必要があります。

自分の端末がSIMロックされている場合は、乗り換え前に契約していたキャリアに連絡し、解除する必要があります。

また、SIMロックの解除が完了するまでに数日かかる場合もあるので、できるだけ早めに申請しておきましょう。

格安SIMへ乗り換える際は、契約しているキャリアの解約金に注意しましょう。

契約したタイミングやキャリアによっては、契約期間が残っており、解約金が発生する可能性があります。

解約金は、契約期間途中に解除する場合に発生する違約金であり、残りの契約期間が長いほど高額になる傾向にあります。

また、端末を分割払いで支払っており、残債がある場合は一括で請求される可能性もあるため、注意が必要です。

格安SIMに乗り換える際は、MNP予約番号の有効期限に注意しましょう。

MNP予約番号は、電話番号を新しい端末に引き継ぐ際に必要になる番号です。

MNP予約番号を発行して乗り換え先に申請すると、電話番号を引き継いで新しいキャリアに乗り換えられます。

しかし、MNP予約番号には有効期限があり、期限内に新しいキャリアに乗り換えない場合、予約番号が無効になるため、早めに乗り換える必要があるのです。

MNP予約番号の有効期限は、基本的に15日間に設定されています。

ところが、キャリアによっては「有効期限が10日以上残っていないと利用できない」と定めている場合もあるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。

有効期限内に新しいキャリアに乗り換えられなかった場合は、再度予約番号を申し込む手間が発生します。

格安SIMには、さまざまな料金プランや通信速度、オプションが設定されています。

そのため、自分に最適なサービスを提供している格安SIMを選び、契約しましょう。

この記事では3社を紹介しましたが、他にも格安SIMは多くあるため比較して選んでみてください。

TEXT：PreBell編集部
PHOTO：iStock