BOOTH(ブース)でネットショップを簡単に開設できる!特徴や登録方法、手数料まとめ!
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2023.11.01 BOOTH(ブース)でネットショップを簡単に開設できる!特徴や登録方法、手数料まとめ!

「イラストやゲーム、音楽などを販売したい」

「好きなアニメのキャラクターグッズを購入したい」

このような時に便利なのが、pixivと連携した創作物の総合マーケットであるBOOTH(ブース)です。

BOOTH(ブース)では、クリエイターの作品を購入したり、自分でも簡単にショップを作成して商品を販売したりできます。

この記事では、BOOTH(ブース)の購入・販売方法から、登録方法、販売手数料について詳しく解説します。

BOOTH(ブース)とは

BOOTH(ブース)とは(BOOTH(ブース)より)

BOOTH(ブース)は、ピクシブが運営するサイトで、クリエイターズマーケットを提供しています。

漫画や小説、フィギュアや音楽など、さまざまなグッズが販売されています。

また、誰でも簡単に作品を出品することができ、商品の保管・発送代行サービスも提供されています。

BOOTH(ブース)利用ユーザー数

BOOTH(ブース)利用ユーザー数(BOOTH(ブース)より)

BOOTH(ブース)は2013年12月にスタートしましたが、わずか5年後の2018年5月に利用者数が100万人を突破しました。

また、2022年の情報によると1か月あたりのアクティブユーザー数は約600万、ショップ数は約37万あるとされています。

BOOTH(ブース)で購入できる作品

BOOTH(ブース)で購入できる作品

個人間での作品のやり取りはメルカリやラクマなどでも可能ですが、BOOTH(ブース)は主に創作活動をしている人を対象としています。

そのため、不用品やリサイクル品の販売などは考えておらず、クリエイターやアーティストなどの幅広い創作者が出品されています。

ジャンルはメインの6区分からさらに細分化され「タグ」で細かく管理されているため、その数は非常に多いのが特徴です。

BOOTH(ブース)では、以下のような作品を購入することができます。

・イラスト
・ゲーム
・音楽
・音声作品
・電子書籍
・漫画
・小説・その他書籍
・グッズ
・ファッション
・アクセサリー
・フィギュア・ぬいぐるみ・ドール
・3Dモデルなど

好きな作品を見つけた場合は、その作品のクリエイターをフォローしておくと、新しく出品された商品をすぐに見つけることができます。

他にもコアなファン向けの作品が多数あり需要にも対応する可能性が高く、販売側としてもニッチなファンと繋がれるかもしれません。

BOOTH(ブース)の販売形態

BOOTH(ブース)の販売形態(BOOTH(ブース)より)

BOOTH(ブース)の販売形態は4通りあります。

物販商品(自宅から発送)

ユーザーが注文を確定すると、自分で商品を梱包し、購入者の住所に発送する方法です。

ヤマト運輸とBOOTH(ブース)が連携し、宛名書きなしの「かんたん発送」が可能になりました。 

さらに、ネコポスを利用できるサービスもあるので、小さい商品なら370円で発送が可能です。

物販商品(倉庫から発送)

物販商品(倉庫から発送)

注文確定後、BOOTH(ブース)は商品を発送するタイプです。

BOOTH(ブース)の倉庫にアイテムを預けるだけで、注文時に倉庫から発送されます。

ショップオーナーであれば誰でも利用できます。

ネコポス利用料は400円です。

ダウンロード商品

このタイプの購入では、購入者はサイトからデータやファイルなどをダウンロードします。

そのため、送料はかかりません。

また、データやファイルの差し替えなどが常時可能な点も魅力です。

オンデマンド商品

オンデマンド商品

pixivFACTORYでデザインした商品の注文が確定されると、BOOTH(ブース)が提携している工場で製造され、その後購入者の住所へ発送されます。

この方法では、注文に応じて1点から製造・販売することができるため、在庫を抱えたり、連絡先を知られたりするリスクを抱えずにネットショップを開始することができます。

ここまで4つの販売形態を紹介しましたが、やはりBOOTH(ブース)の魅力は、自由に販売方法を選択できることです。

さらに、BOOTH(ブース) Appsを使用することでショップを強化することも可能です。

BOOTH Appsでは、フォロワーや特定の商品の購入者に対して一斉にメッセージを送信したり、合言葉を設定して答えを知っているユーザーだけに商品を公開したりするなど、有料の機能も充実しています。

BOOTH(ブース)の登録方法

BOOTH(ブース)の登録方法(BOOTH(ブース)より)

BOOTH(ブース)の販売形態を理解していただいたところで、次は販売者として登録する方法を紹介します。

基本的には、約10分で完了します。

(1)まず、BOOTH(ブース)(https://BOOTH.pm/)にアクセスし、ログインをクリックします。
(2)pixiv IDをお持ちの場合は、pixivでログインします。
(3)持っていない方は、pixiv IDを作成しましょう。
(4)ログイン後は、サブドメインの設定を行います。
※サブドメインとは、「https://(△△△).BOOTH.pm」のように、(△△△)を追加したドメインがサブドメインです。ショップイメージに合った単語を入力することをおすすめします。
(5)販売する商品の登録を行い、商品名・画像・説明文などを入力します。
(6)お好みでBOOTH Appsでショップの強化をします。
(7)全ての入力が完了したら「公開で保存する」で出品完了です。

BOOTH(ブース)利用時の手数料について

BOOTH(ブース)利用時の手数料について

サービスを利用する際には、手数料は避けては通れません。

ショップを開設したり維持したりするための手数料は無料ですが、商品を販売する際には手数料が必要です。

2023年10月現在、手数料は(販売価格+送料)×5.6%+22円に設定されています。

例えば、自宅から1,000円の商品を送料370円で発送する場合、手数料は99円です。

ダウンロード商品の場合は送料が発生しないため、1,000円のダウンロード商品の手数料は78円です。

倉庫から発送する場合、通常の決済手数料に加えて倉庫手数料26円がかかります。

倉庫発送では、ネコポス(400円)と宅配便(730円)の中から配送方法を選ぶことができ、1,000円の商品をネコポスで発送する場合の手数料は126円です。

pixivFACTORY発送の場合、原価1,000円の商品にマージンを200円で設定し、送料400円の商品だった場合、(1,000+200+400)×5.6%+22円=112円が手数料です。

こうしてみると、送料のかからないダウンロード方法が一番手数料が安くなることがわかりました。

まとめ

BOOTH(ブース)の特徴やネットショップの開設方法、販売時の手数料について解説

この記事では、BOOTH(ブース)の特徴やネットショップの開設方法、販売時の手数料について解説しました。

BOOTH(ブース)では、6つのジャンルからさらに細分化され、「タグ」で多くの商品が管理されています。

多くのクリエイターがニッチな商品まで販売しているため、欲しい商品にもすぐ出会えるでしょう。

また、販売者として登録した際、匿名配送ができるため、安心して商品の販売が行えます。

BOOTH(ブース)は手数料も安いので、受け取れる金額も多く、販売サイトとしておすすめです。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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