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NSFWとは?その意味や使用されるシーンについて解説!

NSFWとは、適切でないコンテンツを指します。

具体的には、ポルノやグロテスク、暴力的な素材などです。

画像生成AIを使用している方は、よく見かけるであろうNSFWという言葉ですが、実際に意味をよく理解していない人も多いのではないでしょうか?

この記事では、NSFWの意味、コンテンツが使用される場面などを解説します。

NSFWとは

NSFWとは

NSFWは、「Not Safe for Work」の略で、英語圏のインターネットスラングです。

日本語では「職場で閲覧するには適切でない」という意味です。

職場での不適切なコンテンツには、アダルトコンテンツ、卑猥な内容、暴力的な映像、残酷な表現を含む画像や動画などがあります。

また、電子メールに添付したファイルやSNSで紹介するウェブページの内容が、性的または暴力的であるときにも用いられます。

NSFWのコンテンツについて

NSFWのコンテンツについて

NSFWのコンテンツについて詳しく解説します。

暴力・反社会性の強いサイト

NSFWの1つ目として、暴力・反社会性の強いコンテンツが含まれます。

暴力や犯罪行為を題材とした映画、ゲーム、またはその他のメディアコンテンツは、心理的な健康に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

映画の場合はレイティングと呼ばれる年齢制限が機能しています。

【レイティングの種類】

・G:誰でも視聴可能
・PG12:12歳以上が視聴可能
・R15+:15歳以上が視聴可能
・R18+:18歳以上が視聴可能

アダルトサイト

アダルトサイト

NSFWの2つ目は、成人向けのエロティックなコンテンツやポルノグラフィックなアダルトコンテンツを指します。

イラストサイトなどでは「NSFW」に該当するイラスト及び小説にR18のタグがつけられています。

以前は、海外ユーザーが使用していたNSFWですが、最近では日本ユーザーでもNSFWのタグを使用しているのが目立ちます。

大音量で音が流れるサイト

NSFWの3つ目は、音量が大きい音楽や効果音を含むウェブサイトもNSFWに該当します。

職場で大きな音や不快な音が発せられれば、雰囲気を悪くする可能性があります。

また、故意ではなくとも突然音が流れるサイトもあるため、閲覧には注意が必要です。

NSFWが使用される場面

NSFWが使用される場面

NSFWの過激なコンテンツは、どこにあるのでしょうか。

ここでは、NSFWが使用されるさまざまな場面を紹介します。

画像生成AIサイト

流行りの画像生成AIを使用してNSFWに該当する画像を作成することが可能です。

しかし、MidjourneyやDALL-Eなどのプラットフォームツールには大きな制限があります。

特定の単語はほとんどの言語で入力が禁止されています。

>>Midjourney(ミッドジャーニー)の使い方!Discordで作成できる画像生成AIを解説

また、生成はできたとしても画像にモザイクがかけられ閲覧が制限される場合もあります。

ですが、NSFWに該当する画像を生成や閲覧できるプラットフォームもあるため、閲覧する場合には注意が必要です。

ウェブページ

ウェブページ

成人向けコンテンツや過激な表現を含むウェブページでは、"ここから先は成人向けコンテンツです"というアナウンスや"本作品にはグロテスクな描写を含みます"といった注意文が表示されます。

また、NSFWのロゴやラベルが重要な役割を果たします。

これにより、閲覧しているユーザーは自身でコンテンツを選択し、閲覧するかどうかの判断ができます。

しかし、メディア運営者側も閲覧ユーザーへの警告やNSFWにあたるコンテンツの掲載管理などを行い、利用者の安全性を確保する必要が求められます。

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)

X(旧Twitter)では、「この画像/動画はセンシティブな内容を含んでいる可能性があります。」というメッセージが表示されます。

これは、センシティブなものを避けたいユーザーに配慮したもので、設定を変更しない限り該当するコンテンツは表示されません。

インスタグラムでは、厳しいコミュニティガイドラインによりヌードや性的に露骨な写真が禁止されています。

もしもNSFWコンテンツを投稿してしまった場合、アカウントが停止される可能性があります。

電子メール

電子メールには、性的または暴力的な内容を含むファイルが添付されることがあります。

また、画像へのリンクなどでも使用されることがあります。

これにより、受信者に不快感を与えるだけでなく、企業情報の漏洩などのセキュリティリスクも存在するため、注意が必要です。

NSFWコンテンツを除外するセーフサーチ機能とは

NSFWコンテンツを除外するセーフサーチ機能とは

GoogleやMicrosoft Bingなどの検索エンジンには、セーフサーチ機能が搭載されています。

セーフサーチとは、検索エンジンの検索結果から露骨な表現を含むコンテンツを除外する機能です。

セーフサーチをオンにすると、ポルノや暴力など露骨な表現を含む、不適切な検索結果を非表示にできます。

教育現場や家庭では、子供がそのような不適切なサイトへアクセスすることが防止されます。

セーフサーチは、100%の精度ではありませんが、検索時に露骨な表現を含むコンテンツが表示されにくくなります。

セーフサーチは、家族でスマホやパソコンを使用する場合や、職場で検索をするときなどに役立つでしょう。

また、職場や学校などで使用するパソコンのネットワークの管理者は、セーフサーチをユーザー側で設定を変更できないように、常にオンの状態で強制的にロックすることも可能です。

まとめ

この記事では、NSFWコンテンツについて紹介

この記事では、NSFWコンテンツについて紹介しました。

NSFWは「職場で閲覧するには適切でない」コンテンツを指します。

それは、卑猥な画像や暴力性の高いコンテンツが該当します。

最も頻繁に使用される場面は、画像生成AIの分野です。

画像生成AIを利用される方は覚えておくとよいでしょう。

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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