【5選】iPhoneのバッテリーが減る原因と長持ちさせる方法を解説
- 目次
はじめに:iPhoneのバッテリー寿命が減る原因
iPhoneのバッテリーは使っている期間が長ければ長いほど、その最大充電容量は減っていきます。
しかし、使い方によっては通常よりも早くその容量が減少してしまうこともあるため、まずはそのバッテリー寿命が減る原因を学んでいきましょう。
iPhoneのバッテリーが劣化する原因はいくつかありますが、主に下記の3つが挙げられます。
- 経年劣化
- 高温な環境で使用
- 過充電
まずは、当たり前ですが使えば使うほどバッテリー寿命は新品状態よりも劣化します。
なぜなら、iPhoneのバッテリーには「リチウムイオンバッテリー」が用いられており、こちらは充電・放電を繰り返すにつれて電気貯蔵力が弱まる仕組みだからです。
また、極端な高温環境でiPhoneを使用することも控えるべきです。
具体的には35℃を超える場所でiPhoneを利用、もしくは置いておくのはおすすめしません。
さらに、過充電もバッテリーが劣化する原因となります。
過充電とは「充電100%の状態なのに充電ケーブルに挿しっぱなしにする」ことです。
過充電はバッテリーへ負担をかけ、結果的にバッテリーの劣化を早めてしまうので気をつけましょう。
以上が、iPhoneのバッテリー寿命を減らす原因でした。日々のライフスタイルの中で対策できるものもあるので、上記の内容を知っておくことは非常に有意義です。
次に、iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法を計5個紹介します。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせる5つの方法
では、iPhoneをできるだけ長く使うためにどのような工夫をすればよいのでしょうか。
この記事では「バッテリー寿命」の観点から長持ちさせる方法を紹介します。その方法というのがこちら。
- フル充電しない
- 充電しながらiPhoneを操作しない
- 充電ケーブルはApple公式を選ぶ
- iOSを常に最新のものにアップデートする
- 日々のバッテリー消費を抑える
ひとつずつ見ていきましょう。
1. フル充電しない
1つ目の方法は、フル充電しないことです。
前述したように、フル充電された状態で充電ケーブルに挿したままだと過充電されてしまい、バッテリー寿命が減ってしまいます。
そのため、100%までフルで充電することはあまりおすすめできません。
これを聞いて、「寝てるときに充電したりするからどうしよう…」と思われる方もいるかも知れませんが、ご安心ください。
iPhoneである設定をするだけで、常に80%までしか充電しない(フル充電されない)ようにできるんです。
その設定方法は以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態と充電」をタップ
- 「バッテリー充電の最適化」をONにする
たったこれだけの設定をすれば、フル充電を避けることができるので、ぜひ活用してみてください。
2. 充電しながらiPhoneを操作しない
また、充電しながらiPhoneを操作することもバッテリーの劣化に繋がります。
なぜなら、充電しながらiPhoneを操作するとiPhone内で熱を帯びやすくなり、熱に弱いリチウムイオンバッテリーが劣化してしまうからです。
緊急時などは仕方ありませんが、充電している間はあまりiPhoneを触らないようにしましょう。
3. 充電ケーブルはApple公式を選ぶ
バッテリーを長持ちさせる3つ目の方法は、Apple公式の充電ケーブルを利用することです。
近年、AmazonなどのECサイトを見てみると、数多くのiPhone充電ケーブルがApple以外のメーカーから販売されています。しかも、中には公式のものの半額以上安いものまでありますよね。
しかし、そういった格安商品の中には粗悪なものも含まれていることも。
非正規品はiPhoneとの相性などが考慮されていないケーブルも多く、使用し続けることで知らないうちにバッテリーにダメージを与えている場合があります。
もちろん「絶対に正規品を選ぶべきだ」とは言いませんが、可能であるならばApple公式の充電ケーブルを使用しましょう。もしくは、有名メーカーの安すぎない質の高い商品を使うことをおすすめします。
4. iOSを常に最新のものにアップデートする
また、iOSのバージョンを常に最新のものにアップデートすることもバッテリー寿命を長持ちさせることを助けてくれます。
iOSをアップデートした直後はバッテリーの減りが早くなることもありますが、長い目で見れば最新バージョンをアップデートしておくことでiPhoneが最適化され、バッテリー劣化を送らせてくれるでしょう。
自分のiPhoneのiOSが最新版にアップデートされているかを確認するには、下記の手順を参考にしてみてください。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
こちらから最新OSかどうかを確認できますよ。
5. 日々のバッテリー消費を抑える
5つ目の方法は、日々のバッテリー消費を抑えることです。
バッテリー寿命の減る最も大きな原因は、充電回数。充電する機会が増えれば増えるほど、リチウムイオンバッテリーにダメージが蓄積されます。
そのため、充電回数自体を減らすことも非常に重要な対策のひとつです。
日々の生活の中でコツコツバッテリー消費を抑えられると、iPhoneを長持ちさせられるので、”塵も積もれば山となる”の精神で頑張りましょう。
バッテリー消費を抑える主な方法は下記に記しておくので、スクショなどして毎日見られるようにしておいてください。
- 低電力モードをONにする
- 明るさを調節する
- ダークモードを適用する
- 位置情報サービスをOFFにする
- 通知機能をOFFにする など…
iPhone内で標準装備されている便利な機能たちも、人によっては”余分”ということもあります。
必要な機能は残しつつ、不要なものはOFFにしておくことをおすすめします。
まとめ:iPhoneを丁寧に使って日々のライフスタイルの質をあげよう
この記事では、iPhoneのバッテリー寿命を長持ちさせる方法を計5つ紹介しました。
最近は物価高の影響で「iPhoneがパソコンよりも高い」などと話題になることもあり、次から次へと簡単には乗り換えられませんよね。
今回紹介したたった5つのことを毎日意識するだけで、iPhoneを少しでも長持ちさせられるので、ぜひ実践してみてください。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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