みんなのインターネット

2019.11.07 【IoTでスマートな暮らし】ネットにつなげば家にいなくても掃除のお願いができる!かわいいロボット掃除機がやってきた

インターネットは、もうパソコンやスマーフォンだけのものではなくなりました。私たちの身のまわりの自動車、テレビ、カメラなど、さまざまなモノがインターネットとつながり、それらはIoT(Internet Of Things)と呼ばれるようになりました。

では、私たちの身の回りのモノがインターネットにつながるとどうなるの? 本連載では、マンガ家でライターの斎藤充博さんが毎回異なるIoTガジェット・家電を実際に使用し、IoTな暮らしをしてみた感想をマンガとコラムでお伝えします。

今回斎藤さんが使うことになったのは、+Style ORIGINALのスマートロボット掃除機「G300」です。さて、斎藤さんの暮らしはどのようにスマート化するのでしょうか…!?

なんだかかわいいロボット掃除機…ネットにつながると何ができるの?

僕は週に2~3回くらい、スティック型の掃除機で部屋の掃除をしています。スティック型掃除機の掃除機は軽くてコードレスで、すごくラクだな、と思っていました。

ところが世の中にはもっとラクな掃除機があるらしいのです……。それは「ロボット掃除機」。最近ではいろいろなメーカーから出ていて、価格もこなれきました。どんどん普及している印象です。

そんななか、PreBell編集部からロボット掃除機の使用感をレポートのお題をいただきました。ロボット掃除機、実際どうなんでしょう。

これが今回使ってみたロボット掃除機。+StyleORIGINALのスマートロボット掃除機 「G300(以下、G300)」という機種です。

「G300」の特徴は以下のような感じ。

・スマホのアプリで起動できる
・自分で部屋の中を移動してゴミを勝手に吸い込んでくれる
・障害物や段差をセンサーで認識するので基本的にほったらかしていて大丈夫
・掃除をしながら部屋の構造を覚えていくので効率的な掃除ができる

実際に動かしてみると、とても独特な動きをします。まず移動スピードがとてもゆっくり。マンガでは「ヨタヨタ」と表現しましたが、本当にそんな感じです。そして、壁やテーブルの脚などに一つ一つ近づいて認識している様子です。これがかわいい。まるで赤ちゃんか、小動物のよう。

また、G300はスマートスピーカーとも連携可能です。「掃除して」と言うと動き出すその様子は、いっそうかわいい。

掃除が終わってダストボックスを確認してみたら、ホコリや髪の毛がたくさんたまっていてものすごくびっくりしました。今朝、僕が掃除機をかけたばっかりなのに!

家の中をマッピングしてお掃除スタート!アプリで指示出しもできる

「G300」は掃除をしながら部屋のマップを自動で作っていきます。マップが作られている様子をスマホで確認できるのですが、これがおもしろい! 掃除をしている間、ずっとスマホを見てしまいました。

マップができると「G300」に「入らないでほしい空間」や「集中的に掃除してほしい空間」などが設定できます。

G300は掃除した場所を覚えています。そのため、電池が途中でなくなったら充電器で一休みして、また続きから掃除することができるのです。めっちゃ賢い。

なお、G300がマッピングできる最大面積は400㎡。ちょっとした「お屋敷」レベルまで対応可能です。

外出先からもお掃除できちゃう。でも、注意が必要!?

G300はスマホから操作することができるので、外出先から起動することも可能です。また、マップを確認するとリアルタイムでどこを掃除しているのかがわかります。

とても便利な機能なのですが、マンガに描いたように妻をびっくりさせてしまいました。使い続ければすぐに慣れるとは思うんですけどね。

健気なロボット掃除機の姿に、僕ら人間はやさしい気持ちになる(はず)

「G300」は決して万能ではありません。人間からすればささいなことで動きが止まってしまいます。

そのために「G300」が掃除をしやすいように部屋の中を片付けたり、「G300」がまちがって吸い込んだものを取り出したりする必要があります。

ただ、この手間も「めんどう」という感じがしません。「G300」の目線で部屋の構造を考えたり、「G300」が動けなくなっているところを見たりしているとなにやら「優しい気持ち」になってくるんです。そう、もはや家電ではなくて、生き物のようにとらえてしまっているんですよね。

この家の中で、けなげに掃除をする「G300」の運命は僕次第。そう考えると自分が「G300」に対してなにやら神のような存在になった気分が…。

いやいや、「G300」は生き物ではなくて、家電です。でも、ちょっと冷静じゃいられなくなるくらい、かわいいやつですよ!

マンガ・文:斎藤充博

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