新しい時代のSNS「Lemon8」とは?Lemon8の機能と今後について徹底解説
2000年代前半から人気になってきたSNSは、爆発的なユーザー数を獲得していきました。
特にFacebook、YouTubeは全世界に25億人以上のユーザーを抱え、Intagramも20億人以上のユーザーを持つようになりました。
それに伴い、様々な新しいSNSが出始めています。
実際、Intagram、TikTok、TwitterといったメジャーなSNSだけでなく、NauNau、BeReal、GRAVITYといった様々な新しいSNSが次々と登場してきています。
このようなたくさんのSNSがある中で、「Lemon8」と呼ばれるSNSを聞いたことがある方は少ないのではないのではないでしょうか?
この記事では、初心者にも分かりやすく「Lemon8」とは何であるのか、その機能と今後について解説していきます。
- Lemon8とは、Intagramと同じように写真と文字を一緒に投稿出来るSNS
- TikTokの親会社が運営しており、主に20代〜30代をターゲットにしている
- 機能面としては、「キャプションに外部リンクを載せることが出来る」、「ファッションやコスメの投稿に特化した機能がある」、「ハッシュタグの制限がある」、「他の人の閲覧数や投稿の保存数」等の特徴がある
- ユーザー数が急増しており、今後成長が見込まれているSNSである
目次
Lemon8とは、Intagramと同じように写真と文字を一緒に投稿出来るSNSです。
以下のような特徴があります。
・TikTokの親会社が運営
・主に20代〜30代をターゲットにしたSNS
1つ目が、TikTokの親会社が運営しているSNSという点です。
TikTokは日本国内では問題なく使用することができますが、世界では禁止をする国が出てきています。
主に政府端末での使用を禁止した国は、インド、イギリス、台湾、ニュージーランド、アメリカといった国です。
特にアメリカでは、民間人にも禁止をする法案が提出されたり、民間人も禁止になる可能性が出てきています。
TikTokの運営会社であるBytedanceは、こういったTikTok禁止に対抗する手段とすることも理由の1つとして、Lemon8を作ったと考えられます。
2つ目に、主に20代〜30代をターゲットにしたSNSであるという点です。
従来のSNSは、全年齢層や性別をターゲットとしているため、様々なコンテンツクリエイターが多様なコンテンツを発信しています。
この点で、Lemon8は特定の年齢層に向けたコンテンツが多く投稿されているのが他のSNSとは違う点です。
具体的には、ファッションやコスメ等の分野が多く投稿されています。
こういったことから、主に20代〜30代の若年層、特に女性にターゲットを絞ったSNSであるという特徴があります。
Lemon8には、以下のような機能が4つ存在しています。
・キャプションに外部リンクを載せることが出来る
・興味のある分野に絞って閲覧することが出来る
・ハッシュタグは10個までに制限されている
・他のユーザーの投稿の保存数を確認することが出来る
以下に詳しく解説していきます。
1つ目が、キャプションに外部リンクを載せることが出来る機能です。
Lemon8と似ているSNSである、Instagramでは文字と写真を同時に載せることが出来ます。
Instagramでは、その投稿の文字の部分にハイパーリンク(外部リンク)を載せることが出来ません。
そのため、Instagramで何か広告を貼りたい場合は、プロフィール欄にURLを載せてそこに誘導をする必要があります。
ですが、Lemon8では投稿の文字部分にも外部URLを載せることが出来ます。
投稿に外部URLを載せられるようになっていることで、ファッションやコスメの広告を簡単に載せることができるようになっています。
2つ目が、興味のある分野に絞って閲覧をすることが出来る機能です。
Lemon8では登録の際、「興味のある分野」を選択することができます。
興味のある分野を選択したら、タイムリールには基本的に興味のある分野のおすすめ投稿が流れてくるようになります。
他のSNSと違うのは、初期画面ですぐに「おすすめ」が出てくるようになっている点です。
他のSNSでは、他のユーザーをフォローすることでそのユーザーの投稿が優先的に表示されるようになっています。
ですが、Lemon8では初期画面で最初に選択した「おすすめ」が出てくるので、フォローしている他のユーザーの投稿よりも優先して「おすすめ」が流れてくる仕組みになっています。
おすすめが最初に流れてくることにより、興味のある分野について色々な人の投稿を幅広く把握することができます。
3つ目の機能が、ハッシュタグは10個までと制限がされていることです。
Instagram等の他のSNSでは、基本的に#でつけられるハッシュタグの数に制限はありません。
ですが、Lemon8ではそのハッシュタグの数の制限は10個までです。
このことにより、Lemon8に投稿をする際には本当に必要なハッシュタグに絞ることができます。
結果として、ハッシュタグを検索するユーザーにとって、より正確で有益な情報を届けることにつながります。
4つ目の機能が、他の人の閲覧数や保存数を確認することができる機能です。
Instagramや他のSNS(TwitterやTikTok等)でも、他の人の投稿を保存することが出来ます。
ですが、これらのSNSではその投稿がどれほど他のユーザーに保存されたのかを知ることは出来ません。
Lemon8では、他の人の投稿の「いいね」の数に加え、どれほど他のユーザーに保存されたかが数字として把握することができます。
この投稿の保存数を確認できる機能により、どのようなファッションやコスメが人気なのか、一目で把握出来るようになっています。
Lemon8は今後大きく伸びていくことが予想されています。¥
Lemon8のダウンロード数は2023年4月時点で、日本ではすでに1600万ダウンロードされています。
一方で、米国でのアクティブユーザー数は約425万人といわれています。
加えて、2023年3月末時点で米国のApp Storeのダウンロード数ランキングでライフスタイルカテゴリの1位にランクインしています。
若者が多いベトナムやマレーシア、タイといった国でも2023年に公開されており、今後世界中でダウンロード数が伸びていくのではないかと推測されています。
Lemon8は、Instagramと同じように文字や写真を投稿することの出来るSNSです。
従来のSNSとの違いは、ファッションやコスメ等、主に20代‐30代、特に女性をターゲットにしている点です。
このことから、文字にキャプションを入れられるようにして広告を載せやすくなっている機能が搭載されています。
そのほかにも、おすすめの投稿が先に表示されるようになっていたりすることで、幅広い情報を知れるような工夫がされています。
日本はもちろんアメリカやアジアでも、多くのユーザー数を抱えており、Lemon8は今後伸びていくことが予想されているSNSです。
個人でも無料ダウンロードが可能なSNSであるため、ぜひ自分自身でもダウンロードして使ってみることをおすすめします。
PHOTO:iStock
TEXT:PreBell編集部
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