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NTT東日本・NTT西日本で障害が発生。障害発生中は緊急通報すらも利用できず。

NTT東日本・NTT西日本の提供する通信サービスでは、4月3日午前、障害が発生していた。

東日本では、午前7時10分から約3時間にも及ぶ障害が発生していたといい、西日本では、同時間の午前7時10分から障害が発生したものの、解消したのは約1時間30分後と東日本よりも少し早かったようだ。

障害が起きている間、光アクセスサービスやひかり電話などの通信ができず、緊急通報すらも不可能な状況だったという。

障害の規模としては、東日本では最大35万9,000件、西日本では最大8万7,000件とのことで、大規模な被害が起きた例は確認していないという。

原因の詳細は調査中。

記事執筆時点では、今回起きた障害の原因について、詳細は調査中だとしているが、両社とも意図的な攻撃を受けた可能性は低いと考えているようだ。

現時点では、障害が起きた装置はメーカーなどが同じものであることや、特定の配信サーバーのパケット受信が障害の発生に関係していることなどが分かっているという。

両社ともに、4月3日にオンラインで行った会見で、1時間以上にも及ぶ障害となってしまったことや、障害発生中に緊急通報ができなかったことなどを踏まえ、重大事故にあたる認識をしていると述べている。

【関連リンク】

・NTT東西の「フレッツ光」大規模障害、原因は特定のサーバから届いた“特殊なパケット”だった(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2304/03/news168_2.html

・45万件弱に影響したフレッツ光の障害。特定パケットに起因、攻撃の可能性はほぼなし(PC Watch)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1490737.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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