日本で「ChatGPT」と検索された回数は月に22000回。他国と比べて控えめ。
株式会社フルスピードは、4月19日、話題のAIチャットボット「ChatGPT」についての調査結果を公開した。
4月11日に実施された調査の結果によれば、世界中の「ChatGPT」というキーワード月間検索回数は680万回だといい、国別で見た時に最も回数が多い米国では160万回だったという。
多くの国が検索数を伸ばしているなかで、日本の月間検索回数は22000回と他国と比較すると控えめな結果となった。
しかし、月間検索回数が22000回となっている他のキーワードとして「電車案内」や「番号検索」、「今日の最新ニュース速報」など日常的に利用するものが多く見られていることから、日本でも今後「ChatGPT」が日常生活に浸透していくことも考えられる。
「ChatGPT」は今後、さらに浸透するのか。
OpenAI社が、2022年11月に公開した「ChatGPT」は、人間のような自然な答えを返したり、文章の執筆ができたりするなど、さまざまな活用方法があることから、便利なツールとして用いられつつある。
しかし、その一方で、機密情報の取り扱いについてや、時には誤った答えが見られることから、環境によっては禁止されている場合もある。
イタリアでは「ChatGPT」の使用を一時的に停止しているが、日本国内では政府が国会答弁に活用したい考えを示しており、「ChatGPT」の扱いは国によってさまざまだ。
【関連リンク】
・【2023年4月調査】ChatGPTの国内検索ボリュームは22,000で「宅配ピザ」並み(株式会社フルスピード)
http://www.fullspeed.co.jp/press/6961/
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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