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Instagram創業者のArtifact、リスクとリソース問題で撤退

Instagramの創業者であるケビン・シストロム氏とマイク・クリーガー氏が立ち上げたニュースアプリ「Artifact(アーティファクト)」の運営がわずか1年で終了することになった。

シストロム氏はブログで、「コアユーザーに愛される製品を作ったが、継続的な投資を正当化するほどの市場機会がないと判断した」と述べた。

また、シストロム氏はコメントや投稿の管理と監視に多くのリソースが必要であることが、撤退の一因であると指摘した。記事のAIによる要約機能が訴訟のリスクをもたらす可能性があるとも語った。

昨年12月には、MicrosoftとOpenAIがAIのトレーニングでNew York Timesのコンテンツを無断で使用したとして、著作権侵害の疑いで訴えられていた。

ニュース体験をパーソナライズするArtifact

Artifactは昨年の1月31日に発表された。このアプリはソーシャルメディアプラットフォームで、The New York Timesなどの発行元からキュレートされたニュース記事のフィードを表示し、ユーザーが消費するニュースや他のコンテンツを提供することを目指していた。

ユーザーが記事をクリックすると、アプリはその人の閲覧嗜好を学習し、類似した記事を表示する仕組みになっている。ベータテスト版では、約160,000人がユーザー登録していた。

関連リンク

Instagram創業者のAIニュースアプリ「Artifact」、2月で終了(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2401/14/news043.html

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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