ピクセラ、銀座ホテルにAI字幕翻訳アプリ「Xit」搭載のスマートテレビを導入
ピクセラは10月13日、OpenAI社が提供するChatGPTを活用したテレビ字幕自動翻訳アプリ「Xit(サイト)」が搭載されたスマートテレビを東京都中央区銀座のデザイナーズホテル「GINZA HOTEL by GRANBELL」に導入した。
Xitは、放送電波から同時に送信される難聴者向けの日本語字幕データをChatGPTに送り、自然な言葉に翻訳して映像と同期させて表示する。翻訳できる言語は英語、中国語、韓国語、ポルトガル語だ。パソコンやスマートフォンのテレビ視聴アプリにも順次Xitを対応させる予定だ。
今回は観光産業向けのサービス向上を目指し、宿泊利用者にこのテレビ字幕翻訳サービスを提供する。今後の本格導入は2024年度を目指している。
高い精度と自然な表現、新時代の翻訳技術が実現
ChatGPTを利用した翻訳システムは、約4兆単語を学習し、50以上の言語を翻訳できるだけでなく、高い精度やくだけた表現も可能だ。従来の機械翻訳と比較して、文脈を理解し、より自然で高品質な翻訳が期待できる。
この革新的なAI技術であるChatGPTの登場により、さまざまな分野で翻訳ソリューションが重要な役割を果たすと、ピクセラ担当者は話す。
【関連リンク】
・ChatGPTを活用した、(1) 革新的な翻訳デバイス(2) 自動翻訳機能を追加したテレビ視聴アプリ「Xit」を開発!(ピクセラグループ)
https://pixela-group.jp/press/2023/20230324.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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