革新的ブロックチェーン、ONIGIRI Chainの誕生
飲食店の魅力をデータで伝えるSARAH(サラ)が、新たな一歩を踏み出した。彼らは、食とヘルスケアの情報を革新的な方法で扱うための基盤として、「ONIGIRI Chain(オニギリチェーン)」を世に送り出したのだ。
この新しいブロックチェーンは、AvaLabs(アバラボ)の技術を活用し、セブンイレブンジャパンや味の素などの出資を背景に描かれる大きなビジョンである。
累計調達額約11.5億円という資金力を武器に、サラは飲食データをデジタルの最前線へと導く。
ONIGIRI Systemの全貌
サラが構築した「ONIGIRI System(オニギリシステム)」は、パブリックチェーンの「ONIGIRI Chain」とプライベートチェーンの「OMOCHI Chain(オモチチェーン)」の二重構造を特徴としている。
このシステムを通じて、参加企業はプライバシーを守りつつも、食やヘルスケアに関する貴重なデータを安全に共有・活用することが可能になるようだ。
特に注目すべきは、データ提供の報酬として「ONIGIRI Chain」独自のトークン「ONGR」が発行される点であり、これにより、データの価値が直接的に経済的インセンティブへと変換される。
SARAHの取締役CSO、酒井勇也氏によれば、今後は「ONGR」を用いたステーキングによって、個人も「ONIGIRI Chain」のバリデーターになれる道が開かれるとのこと。
これにより、SARAHは「ONIGIRI Chain」をグローバルに展開し、多様なパートナーを迎え入れる準備を整えている。
「SARAH」のアプリとデータサービス「FoodDataBank」の運営を通じ、グルメコミュニティの形成とビッグデータの活用が進む中、ブロックチェーンを駆使した新しい価値共創の枠組みが目の前に広がっている。
- 関連リンク
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セブンイレブン出資のグルメアプリ「SARAH」、「ONIGIRI Chain」リリース。アバランチサブネットで(あたらしい経済)
https://www.neweconomy.jp/posts/369008
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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