ソフトバンク「Yahoo! BB ADSL」、3月31日にサービスの提供を終了 特設webサイトを公開
2001年から提供を続けてきたブロードバンドサービス「Yahoo! BB ADSL」が3月31日に終了する。同サービスの終了は2019年5月にアナウンスされていた。
1990年代初頭にアメリカで新しい技術として誕生したADSL。日本でも2000年代に広く普及してきた。多くの通信事業者が参入する中、ソフトバンクも2001年9月から「Yahoo! BB ADSL」の提供を開始した。
同サービスは低価格であったことに加え、モデムを駅前で無料配布したことなどで話題となり、瞬く間に浸透した。アナウンス通り2024年3月31日で幕を閉じるが、それに伴い、これまでのインターネットの歴史を振り返ることができるコンテンツを掲載した特設サイトがweb上に公開されている。
安定的なサービス提供困難が理由 最大22万円分のポイントが当たるキャンペーン実施
ソフトバンクはサービス終了の理由を「保守部材の枯渇や設備の老朽化により、ADSLサービスの安定的な提供が困難な状況が見込まれるため」とした。代替サービスへの変更方法なども2019年10月から案内している。
また、4月7日までの申し込みで最大22万円相当のPayPayポイントが当たるキャンペーンに参加できる。5人に22万円相当、100年に2280円相当、9895人に50円相当のPayPayポイントが付与される。これらのポイント数はサービス期間の22年、サービス開始時の基本料金2280円、当時の下り最大速度50Mbpsにちなんでいる。
【関連リンク】
・「Yahoo! BB ADSL」、3月末でサービス終了 22年の歴史に幕(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2403/25/news133.html
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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