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自律移動型警備ロボット「SQ-2」が東京都庁に本導入

2024年5月14日、SEQSENSEは東京都庁第二本庁舎に自律移動型警備ロボット「SQ-2」を本導入したと発表した。テイケイの協力のもと、1・2階にSQ-2を3台導入し、巡回・立哨などの警備業務の一部を行う。

SQ-2は、独自の3D LiDARセンサーにより広視野角を実現し、障害物や移動物体の検知が可能だ。自己位置推定と経路計画機能で安定した自律移動を実現し、クラウドシステムを使って遠隔から各種警備業務を指示できる。

東京都は2022年から警備ロボット活用に向けた検証を重ね、SQ-2の性能を評価していた。効率的な警備の実現を目指し、今回の本導入に踏み切った。

自律移動型ロボットの台頭と大手参入の動き

自律移動型ロボットとは、AIやセンサーで周囲を認識し、障害物を自動回避しながら自律走行できるロボットだ。警備以外にも、清掃や物流などの分野で導入が進み、人手不足の解消や業務効率化が期待されている。

この分野への大手企業の参入も目立つ。パナソニックは自動搬送ロボット「ハコボ」を展開している。ホンダも自動配送ロボットの開発を進め、楽天や筑波大と実証に取り組む。川崎重工業もロボット開発を推進するなど、自律移動ロボットが注目される。

警備分野でもSEQSENSEに加え、セコムやアルソックなども製品化に動いている。高度なセンシング技術と自律移動制御が鍵を握り、導入拡大に向けた開発競争が加速する見通しだ。

【関連リンク】

・SEQSENSE、東京都庁第二本庁舎に警備ロボット「SQ-2」を本導入(IoTNEWS)
https://iotnews.jp/robotics/248384/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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