ドコモのd払いに地味に嬉しい新機能が追加
NTTドコモは、「d払い」アプリの新機能を発表した。9月17日に予定されているアップデートでは、店舗のQRコードを読み取る支払い方式(MPM)において、ユーザーが入力した支払い金額を確認する画面で、スマートフォンを店員に向けて傾けると、表示の向きが自動的に切り替わる機能が追加される。
新機能により、支払い金額が店員側に向けて大きく表示されるため、店舗側の確認がよりスムーズになる。これまでも「d払い」では、ユーザーのQRコードを店舗側に提示する方式(CPM)において同様の機能を導入していたが、今回の更新でMPM方式でも同様の利便性が実現されることになる。
NTTドコモの担当者は、「お客様と店舗双方にとって、より快適な決済体験を提供できる」とコメントしている。ただし、ユーザー環境によっては、アプリの提供が1日程度遅れる可能性があるとのことだ。
キャッシュレス決済市場におけるd払いの位置づけ
キャッシュレス決済アプリの市場は日々拡大を続けており、各社がサービスの向上にしのぎを削っている。そんな中、「d払い」の人気度はどのようなものなのか。
顧客満足度調査を実施する「オリコン顧客満足度®」を運営するoricon MEが、9月2日に発表した「キャッシュレス決済アプリ」の満足度調査結果によると、「d払い」は見事3位にランクインした。この調査はインターネット上で実施され、2866人から回答を得たものである。
「d払い」の強みとして、利用者からは「支払いがスムーズで、使える店が多い」「初期設定が簡単ですぐに利用できた」といった声が多く寄せられた。NTTドコモは、「d払い」をドコモ回線契約者以外でも利用できる共通ポイントサービスとして展開しており、その汎用性の高さも人気の要因の一つとなっている。
【関連リンク】
・お店の方への支払い確認が簡単になります(d払い)
https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/topics/202409update.html
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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