Googleが2024年版「Chrome拡張機能トレンド」を発表 ニュース

Googleが2024年版「Chrome拡張機能トレンド」を発表

Googleは毎年、Chrome拡張機能のランキングを発表し、ウェブブラウジングの効率化や楽しさを広げるツールを紹介している。2024年のランキングでは、音量を600%に増大する「Volume Master」や、オンラインショッピングの際に自動でクーポンを提示する「CouponBirds」など、日常の利便性を向上させる機能が高い評価を得た。また、「Momentum」のように新規タブのデザインを美しくカスタマイズできるツールも引き続き人気だ。このように、今回ランクインした拡張機能は、仕事から娯楽、ショッピングまで幅広い分野で活用されている。

特に、自動化ツール「Bardeen」は、自然言語での操作が可能で、ウェブページから情報を抽出したり、スプレッドシートにまとめたりする作業を効率化する。さらに、文章入力を効率化する「Text Blaze」や、動画以外の画面を暗くして視聴体験を向上させる「Turn Off the Lights」も2024年のランキングに名を連ねた。これらのツールは、技術の進歩とともにユーザー体験を向上させる役割を果たしている。

過去2年間のトレンドから見るAIの躍進

2023年はAIを搭載した拡張機能が話題を集めた年だった。「Scribe」はChrome操作を記録し、手順を文書化するツールとして高く評価された。また、AIチャットツールをサイドバーで利用できる「Sider」は、ChatGPTやGemini ProなどのAIモデルを選択可能とし、柔軟な活用が可能となった。ブラウザのカスタマイズやアクセシビリティ向上を目的としたツールも引き続き注目された。例えば、テキスト読み上げ機能「Speechify」や、音声・動画の音質を調整する「Equalizer」などが挙げられる。

さらに遡ると、2022年はAIの活用が始まりつつあった年であり、「Compose AI」や「SwiftRead」などの効率化ツールが目立った。「Compose AI」は文章作成を支援し、「SwiftRead」は速読を可能にするツールとして利用された。また、「Tango」のようにスクリーンショットを活用してガイドブックを作成するツールも人気を博した。これらのツールは、複雑なタスクを簡略化し、効率的に処理することを目的としている。

2024年に至るまでのChrome拡張機能の進化は、AI技術の浸透と多機能化が大きな潮流となっている。今後もユーザーのニーズに応える新たなツールの登場が期待される。

【関連リンク】
・Googleが「2024年のお気に入りChrome拡張機能」を発表、「音量を600%に増大する拡張機能」や「クーポンを自動で探す拡張機能」など(Gigazine)
https://gigazine.net/news/20241211-google-chrome-extension-2024/

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

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