モバイルSuicaの使い方!iPhoneで登録や現金チャージする方法
ネットのギモン・お悩み

2023.07.11 モバイルSuicaの使い方!iPhoneで登録や現金チャージする方法

モバイルSuicaは、いつでもどこでもチャージできるため、わざわざ券売機に並ぶ必要がなく、便利です。

しかし、モバイルSuicaの使い方が難しそうだと感じている方も多いことでしょう。

ここでは、モバイルSuicaの使い方や登録方法、チャージ方法などを解説します。

モバイルSuicaがあれば、チャージや買い物など、AndroidスマホやiPhone上ですべてのことを完結させられます。

登録方法はとても簡単なので、この記事を参考にモバイルSuicaを使ってみてください。

モバイルSuicaとは

モバイルSuicaとは

モバイルSuicaとは、JR東日本の交通系ICカード「Suica」の機能を、スマホで使えるようにしたアプリです。

2006年1月にサービスを開始し、2023年3月には発行数が2,000万枚を突破しました。

モバイルSuicaを使うことで、Suicaカードを持ち歩く必要がなくなります。

例えば、電車やバスの乗車券や切符の購入、改札の通過、コンビニや自動販売機での買い物など、Suicaカードでできることが全てAndroidスマホやiPhoneで行えます。

モバイルSuicaの基本的な使い方

モバイルSuicaの基本的な使い方

モバイルSuicaをAndroidスマホやiPhoneで使うには、アプリのインストールが必要です。

ここからは、iPhoneでのインストールについて解説します。

iPhone用アプリのインストール

iPhone用アプリのインストール

iPhoneでSuicaを使うには、Suica専用のiPhoneアプリが必要です。

1.「Suica」をApp Storeから無料ダウンロード。

Suicaアプリを使うことで、スマートフォンでいつでもチャージできるほか、オートチャージ機能やコンビニなどで電子マネーとして使えるので、とても便利です。

Suicaの読み取りで登録

Suicaの読み取りで登録

既存のSuicaカードを読み取り、モバイルSuicaとして登録を行うこともできます。ただし、登録したカードは使えなくなるので注意してください。

1.アプリの「+」マークをタップ。

アプリの「+」マークをタップ。

2.カード取り込みから「発行手続き」をタップ。

カード取り込みから「発行手続き」をタップ。

3.ウォレットに追加の「交通系ICカード」をタップ。

ウォレットに追加の「交通系ICカード」をタップ。

4.「Suica」を選択。

「Suica」を選択。

5.「お手持ちのカードを追加」をタップ。

「お手持ちのカードを追加」をタップ。

6.最後に、iPhoneの画面に表示される「置き方」を参考にして、カードの上にiPhoneを置いてください。

これで、iPhoneでSuicaが使用できるようになります。

モバイルSuicaで新規発行

モバイルSuicaで新規発行

初めてSuicaを使い始める場合は、モバイルSuicaで新規発行できます。

1.読み取り登録と同じく、「+」マークをタップ。

  読み取り登録と同じく、「+」マークをタップ。

2.アプリから発行の、「発行手続き」をタップ。

アプリから発行の、「発行手続き」をタップ。

My Suica(記名式)、Suica定期券、Suica(無記名)の3つあるので迷うと思いますが、通勤・通学用の人はSuica定期券、その他の用途なら、記名式Suicaで問題ありません。

My Suica(記名式)のメリットは、AndroidスマホやiPhoneを紛失した際に、みどりの窓口で無料補償してくれる点です。

3.Suica名称を決めたら、「次へ」をタップ。

Suica名称を決めたら

4.チャージ金額を選択して、「Apple Payでチャージ」をタップ。※1,000円以上のチャージが必要です。

チャージ金額を選択して、「Apple Payでチャージ」をタップ。

同時に、JRE POINT ウェブサイトに登録すれば、電子マネー利用時にJREポイントを獲得できます。

新規発行したSuicaカードはアプリ内で複数発行できるので、仕事用とプライベート用などで区別するといった使い方もできますよ。

モバイルSuicaに現金でチャージする3つの方法

モバイルSuicaに現金でチャージする3つの方法

モバイルSuicaはクレジットカードで簡単にチャージできますが、クレジットカードを持っていない方は現金でチャージしたいと考えるでしょう。

ここでは、モバイルSuicaに現金でチャージするための3つの方法を紹介します。

①コンビニで現金チャージ

①コンビニで現金チャージ(モバイルSuicaサポート【JR東日本公式】より)

モバイルSuicaに現金でチャージする方法1つ目は、駅のコンビニでのチャージです。

・NEWDAYS
・セブン-イレブン
・ファミリーマート
・ミニストップ
・ローソン
・イオン など

レジで店員さんにチャージしたい旨を伝えてチャージするやり方と、セミセルフレジでもチャージ可能です。

・タッチパネルの指示に従いSuicaを選択。
・チャージ金額を選択し、紙幣を投入。
・決済音が鳴ればチャージ完了。

Suicaをエクスプレスカードに設定していれば、ロック解除は不要でスマホをタッチしただけでチャージできます。

エクスプレスカードに設定されていないSuicaにチャージする場合は、対象カードを表示してからタッチする必要があります。

②ATMで現金チャージ

②ATMで現金チャージ(モバイルSuicaサポート【JR東日本公式】より)

2018年10月から、セブンイレブンのATMでもSuicaの現金チャージが可能になりました。

セブンイレブンのATMで現金チャージする方法です。

1.「電子マネー」をタップし、AndroidスマホやiPhoneをモバイルSuicaの読み取り位置にセット。

2.「チャージ」をタップし、チャージしたい希望額を投入する。※指定した金額以上を入れた場合には、おつりが出ます。

3.取引内容が表示されたら完了。

注意点として、iPhoneではウォレットにSuicaを表示させて、生体認証またはパスコードを入力してから置く必要があります。

ATMでは、エクスプレスカードに指定していても、認証しないと反応しません。

一方、Androidスマホは置くだけで認証され、チャージ可能です。

③駅で現金チャージ

③駅で現金チャージ(モバイルSuicaサポート【JR東日本公式】より)

最後に駅での現金チャージの方法です。

JR東日本の駅には、モバイルSuica対応のチャージ専用機があります。

基本的には現金によるチャージとなりますが、JR東日本が提供するビューカードならクレジットカード決済によるチャージも可能です。

1.モバイルSuicaの読み取り位置にAndroidスマホやiPhoneを置いて、チャージ金額を選択する。

2.チャージしたい金額を投入するか、クレジットカードを挿入する。

3.チャージ音が鳴ったら、完了。

iPhoneを置くだけで、エクスプレスカードに設定されているSuicaへのチャージが簡単にできます。

モバイルSuicaのJRE POINTとは

モバイルSuicaのJRE POINTとは

JRE POINTはJR東日本が提供するポイントサービスです。

モバイルSuicaをJRE POINTに登録すると、鉄道の乗り降りやSuica決済、駅ビルなどでポイントを貯められます。

貯まったポイントは商品券やギフトカードなどに交換できるほか、1ポイント1円でモバイルSuicaの残高にチャージすることもできます。

JRE POINTの貯め方

JRE POINTの貯め方

JRE POINTは、JR東日本でSuicaを使い、対象のお店で買い物することで貯められます。

JR東日本エリアに住んでいる方は、JRE POINTを獲得するチャンスです。

モバイルSuicaでJRE POINTを貯める方法はたくさんあります。

こちらを参考にしてください。

条件 ポイント数
JRE POINTに登録したSuicaでお支払いした場合 100円または200円ごとに1ポイント
Suica通勤定期券で鉄道(在来線)に乗車した場合 オフピークポイントサービスとして、最大420ポイント
JRE POINT加盟店でお買い物した場合 100円ごとに1ポイント
JRホテルメンバーズを利用した場合 100円につき、JRHMポイントを3~10ポイント(※JRHMポイントは、JRE POINTに交換可能)
JRE CARDでクレジット払いした場合 1,000円につき35ポイント
JRE POINTに登録したSuicaでマイナポイントに申し込みした場合 最大6,000ポイント

※すべて税込み

JRE POINTは、最後に獲得した日から2年後の月末まで有効です。

残高が変動するたびに自動延長されるため、失効する心配はほとんどありません。

まとめ

JR東日本が提供するモバイルSuicaの使い方

この記事では、JR東日本が提供するモバイルSuicaの使い方を紹介しました。

モバイルSuicaに切り替えると、Suicaカードを持ち歩く必要がなくなります。

また、SuicaをJRE POINTに登録すると、貯まったポイントを1ポイント1円で利用できます。

まだモバイルSuicaを試したことがない方や、JRE POINTに登録していない方は、この機会に登録してみてはいかがでしょうか?

TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock

この記事を気にいったらいいね!しよう

PreBellの最新の話題をお届けします。

ページトップ