モバイルSuicaの使い方!iPhoneで登録や現金チャージする方法
モバイルSuicaは、いつでもどこでもチャージできるため、わざわざ券売機に並ぶ必要がなく、便利です。
しかし、モバイルSuicaの使い方が難しそうだと感じている方も多いことでしょう。
ここでは、モバイルSuicaの使い方や登録方法、チャージ方法などを解説します。
モバイルSuicaがあれば、チャージや買い物など、AndroidスマホやiPhone上ですべてのことを完結させられます。
登録方法はとても簡単なので、この記事を参考にモバイルSuicaを使ってみてください。
目次
モバイルSuicaとは、JR東日本の交通系ICカード「Suica」の機能を、スマホで使えるようにしたアプリです。
2006年1月にサービスを開始し、2023年3月には発行数が2,000万枚を突破しました。
モバイルSuicaを使うことで、Suicaカードを持ち歩く必要がなくなります。
例えば、電車やバスの乗車券や切符の購入、改札の通過、コンビニや自動販売機での買い物など、Suicaカードでできることが全てAndroidスマホやiPhoneで行えます。
モバイルSuicaをAndroidスマホやiPhoneで使うには、アプリのインストールが必要です。
ここからは、iPhoneでのインストールについて解説します。
iPhoneでSuicaを使うには、Suica専用のiPhoneアプリが必要です。
1.「Suica」をApp Storeから無料ダウンロード。
Suicaアプリを使うことで、スマートフォンでいつでもチャージできるほか、オートチャージ機能やコンビニなどで電子マネーとして使えるので、とても便利です。
既存のSuicaカードを読み取り、モバイルSuicaとして登録を行うこともできます。ただし、登録したカードは使えなくなるので注意してください。
1.アプリの「+」マークをタップ。
2.カード取り込みから「発行手続き」をタップ。
3.ウォレットに追加の「交通系ICカード」をタップ。
4.「Suica」を選択。
5.「お手持ちのカードを追加」をタップ。
6.最後に、iPhoneの画面に表示される「置き方」を参考にして、カードの上にiPhoneを置いてください。
これで、iPhoneでSuicaが使用できるようになります。
初めてSuicaを使い始める場合は、モバイルSuicaで新規発行できます。
1.読み取り登録と同じく、「+」マークをタップ。
2.アプリから発行の、「発行手続き」をタップ。
My Suica(記名式)、Suica定期券、Suica(無記名)の3つあるので迷うと思いますが、通勤・通学用の人はSuica定期券、その他の用途なら、記名式Suicaで問題ありません。
My Suica(記名式)のメリットは、AndroidスマホやiPhoneを紛失した際に、みどりの窓口で無料補償してくれる点です。
3.Suica名称を決めたら、「次へ」をタップ。
4.チャージ金額を選択して、「Apple Payでチャージ」をタップ。※1,000円以上のチャージが必要です。
同時に、JRE POINT ウェブサイトに登録すれば、電子マネー利用時にJREポイントを獲得できます。
新規発行したSuicaカードはアプリ内で複数発行できるので、仕事用とプライベート用などで区別するといった使い方もできますよ。
モバイルSuicaはクレジットカードで簡単にチャージできますが、クレジットカードを持っていない方は現金でチャージしたいと考えるでしょう。
ここでは、モバイルSuicaに現金でチャージするための3つの方法を紹介します。
モバイルSuicaに現金でチャージする方法1つ目は、駅のコンビニでのチャージです。
・NEWDAYS
・セブン-イレブン
・ファミリーマート
・ミニストップ
・ローソン
・イオン など
レジで店員さんにチャージしたい旨を伝えてチャージするやり方と、セミセルフレジでもチャージ可能です。
・タッチパネルの指示に従いSuicaを選択。
・チャージ金額を選択し、紙幣を投入。
・決済音が鳴ればチャージ完了。
Suicaをエクスプレスカードに設定していれば、ロック解除は不要でスマホをタッチしただけでチャージできます。
エクスプレスカードに設定されていないSuicaにチャージする場合は、対象カードを表示してからタッチする必要があります。
2018年10月から、セブンイレブンのATMでもSuicaの現金チャージが可能になりました。
セブンイレブンのATMで現金チャージする方法です。
1.「電子マネー」をタップし、AndroidスマホやiPhoneをモバイルSuicaの読み取り位置にセット。
2.「チャージ」をタップし、チャージしたい希望額を投入する。※指定した金額以上を入れた場合には、おつりが出ます。
3.取引内容が表示されたら完了。
注意点として、iPhoneではウォレットにSuicaを表示させて、生体認証またはパスコードを入力してから置く必要があります。
ATMでは、エクスプレスカードに指定していても、認証しないと反応しません。
一方、Androidスマホは置くだけで認証され、チャージ可能です。
最後に駅での現金チャージの方法です。
JR東日本の駅には、モバイルSuica対応のチャージ専用機があります。
基本的には現金によるチャージとなりますが、JR東日本が提供するビューカードならクレジットカード決済によるチャージも可能です。
1.モバイルSuicaの読み取り位置にAndroidスマホやiPhoneを置いて、チャージ金額を選択する。
2.チャージしたい金額を投入するか、クレジットカードを挿入する。
3.チャージ音が鳴ったら、完了。
iPhoneを置くだけで、エクスプレスカードに設定されているSuicaへのチャージが簡単にできます。
JRE POINTはJR東日本が提供するポイントサービスです。
モバイルSuicaをJRE POINTに登録すると、鉄道の乗り降りやSuica決済、駅ビルなどでポイントを貯められます。
貯まったポイントは商品券やギフトカードなどに交換できるほか、1ポイント1円でモバイルSuicaの残高にチャージすることもできます。
JRE POINTは、JR東日本でSuicaを使い、対象のお店で買い物することで貯められます。
JR東日本エリアに住んでいる方は、JRE POINTを獲得するチャンスです。
モバイルSuicaでJRE POINTを貯める方法はたくさんあります。
こちらを参考にしてください。
条件 | ポイント数 |
JRE POINTに登録したSuicaでお支払いした場合 | 100円または200円ごとに1ポイント |
Suica通勤定期券で鉄道(在来線)に乗車した場合 | オフピークポイントサービスとして、最大420ポイント |
JRE POINT加盟店でお買い物した場合 | 100円ごとに1ポイント |
JRホテルメンバーズを利用した場合 | 100円につき、JRHMポイントを3~10ポイント(※JRHMポイントは、JRE POINTに交換可能) |
JRE CARDでクレジット払いした場合 | 1,000円につき35ポイント |
JRE POINTに登録したSuicaでマイナポイントに申し込みした場合 | 最大6,000ポイント |
※すべて税込み
JRE POINTは、最後に獲得した日から2年後の月末まで有効です。
残高が変動するたびに自動延長されるため、失効する心配はほとんどありません。
この記事では、JR東日本が提供するモバイルSuicaの使い方を紹介しました。
モバイルSuicaに切り替えると、Suicaカードを持ち歩く必要がなくなります。
また、SuicaをJRE POINTに登録すると、貯まったポイントを1ポイント1円で利用できます。
まだモバイルSuicaを試したことがない方や、JRE POINTに登録していない方は、この機会に登録してみてはいかがでしょうか?
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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