Miroとは?3つの基本機能とメリットを解説
Miroは、2022年6月13日に日本語版がリリースされ、使いやすさが向上したオンラインホワイトボードサービスです。
日本では約120万人以上のユーザーが利用しています。
この記事では、Miroのサービス内容や基本的な機能、そしてMiroを使うメリットについて紹介します。
Miroの導入に迷っている方も、この記事を読むことで安心してMiroについて理解を深めることができるでしょう。
目次
Miroは2011年に誕生したオンラインホワイトボードツールで、全世界で現在6,000万人のユーザーと180,000以上の企業によって利用されています。
このツールでは、無地の画面にテキストや図形を書き込むことができ、会議中に発言を記録したり、情報を整理したり、アイデアを出し合ったりすることができます。
特に、豊富なテンプレートのおかげで作図にかける時間を大幅に短縮できます。
ここでは、Miroの基本機能を3つ紹介します。
Miroのホワイトボードではスペースに制限がなく、自由に文字やスタンプなどを書き込むことができます。
例えば、アジェンダを記載したり、ラベルでアイデアを出し合ったり、チャートやマップを作成・編集することができます。
複数人でリアルタイムに編集できるので、離れた場所にいるチームメンバーとも対面同様のやり取りが可能です。
また、Miroのオンラインホワイトボードは、ボード全体を保存したり、必要な部分を画像やPDFに変換して別の場所に保存したりできます。
内容を書き写したり、写真に撮って保存したりする手間も省け、作成した内容をそのままプレゼン資料などに利用できます。
マインドマップは、思考やアイデアを広げて可視化できる機能です。
ノートやフィードバックにも使え、分かりやすく論点を整理できます。
Miroのテンプレートを使えば簡単に作成でき、離れた場所のチームメンバーとリアルタイムに協力しながらブレインストーミングやプロジェクトの計画も進められます。
発言した内容を準備して視覚化できるので、情報の整理にも便利です。
例えば、「本日の予定」がテーマなら、「買い物」「筋トレ」「友達と食事」などのカテゴリごとに線の色を変えると、グループ化がしやすくなります。
視覚的に分かりやすくすることで、記憶力や想像力も向上します。
カンバンボードは、仕事のタスク管理に使用されます。
カンバンを使うと、全てのチームメンバーがタスクのステータスを確認できます。
チームメンバーは各作業項目の文脈を理解し、優先順位をつけることができます。
これにより、より多くの仕事をこなし、チームとして良い結果を得ることができるでしょう。
ここでは、Miroを使うメリットを4つ紹介します。
Miroはクラウドプラットフォームなので、インターネットを経由して複数ユーザーで同時編集が可能です。
同時編集中は、編集画面に参加者の名前が表示され、Web会議で音声を繋げば、スムーズな共同作業ができます。
また、各カーソルに名前が表示され、誰が何をしているのかが一目で分かるため、離れた場所でも対面さながらのコミュニケーションがとれます。
Miroは直感的な操作が可能な、シンプルなUIが特徴です。
ポップアップでの操作アシストや、ExcelやYouTubeなどの連携アプリとのデータ移動もドラッグ&ドロップで簡単に行えます。
また、手元のメモやホワイトボードの情報を撮影し、Miroにアップロードすればデジタルメモに変換できます。
ITリテラシーの差に左右されず、誰でも受け入れられる印象です。
Miroでは、会議用テンプレート、コミュニティテンプレート、アイデア出し用テンプレート、リサーチ用テンプレートなど、400以上のテンプレートが登録されています。
テンプレートを活用することで、複雑な図形も簡単に作成でき、本題に集中しやすくなります。
また、有料プランではテンプレートをカスタマイズして保存できます。
オリジナルテンプレートを作成しておくことで、さらなる効率化が図れます。
Miroは外部ツールとの連携によって情報の集約が便利です。
連携可能なアプリはTrelloやConfluence、GoogleDriveなどのタスク管理ツールやナレッジ管理ツール、ドキュメント格納アプリです。
特に便利なのはWeb会議ツールZoomとの連携です。
Zoom上でMiroを立ち上げられるので、作業を円滑に進めることができます。
参加者全員が各サービスにユーザー登録をして連携させる必要がありますが、設定しておけば顔を合わせながらホワイトボードを使えるようになります。
Miroには4つのプランが用意されています。
個人で有料プランを利用する場合は、Starterの8ドル(1,210円)か、Businessの16ドル(2,420円)に登録する必要があります。
FreeプランでもZoomやSlack、Google Driveなどには接続できますし、編集可能なホワイトボードが3つ用意されています。
最初はFreeプランから試してみるのがベストかもしれません。
この記事では、Miroの3つの基本機能とメリットを解説しました。
Miroのオンラインホワイトボードでは複数人でリアルタイムに編集ができます。
また、マインドマップでは思考やアイデアを可視化でき、カンバンボードは仕事のタスク管理に使用できます。
リモートワーク環境で仕事をしている方にとっては、生産性の向上やコミュニケーション不足を解消できる素晴らしいツールです。
まずはFreeプランを使ってみて、機能に満足すればアップグレードを検討してみましょう。
TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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