【2024年版】初心者におすすめのプログラミング言語は?後悔しない選び方を徹底解説
プログラミング言語は「システムやサービスを開発するために、コンピューターに特定の処理を命令するときに使用される言語」のことです。
近年、プログラマーの需要が高まっており、市場価値を上げるためにスクールなどでプログラミングを学んでいる人も多くいます。
そこで、この記事ではプログラミングをゼロから学び始める初心者に「失敗しない最初に学ぶプログラミング言語の選び方」を徹底解説します。
そのため、この記事はこんな悩みをお持ちの方に特におすすめです。
- プログラミングを学びたいけど、何から手を付ければいいかわからない
- 言語の種類が多すぎて、どれを学習するか迷っている
- プログラミング言語の選び方を失敗したくない
また、最後の項目では「おすすめのプログラミング言語」を具体的にいくつか紹介しているので、あわせてチェックしておきましょう。
- 目次
はじめに:プログラミング言語の種類はたくさんある
選び方の解説を始める前に、まずはプログラミング言語の種類について学んでおきましょう。
プログラミング言語は膨大な数の種類が存在しています。
しかし、実際によく使われているものは20種類もいかないぐらいです。
そして、プログラミング言語は大きく分けて、「コンパイル型言語」と「インタプリタ型言語」の2つのタイプに分類できます。
コンパイル型言語で有名な言語としては「C言語」や「Java」などが、インタプリタ型言語の代表例としては、「Python」や「PHP」などが挙げられます。
次に、プログラミング初心者が言語を選ぶときに気をつけるべきポイントを紹介していきます。
初心者がプログラミング言語を選ぶ際の3つのポイント
では、数あるプログラミング言語の中から自分にあった言語を選ぶには何に気をつければよいでしょうか。
結論からお伝えすると、下記の3点を中心に言語同士を比較すれば、自ずと一人ひとりに最適なプログラミング言語が見つかりますよ。
- 学習目的
- 需要の高さ
- 知名度・人気の高さ
ひとつずつ見ていきましょう。
ポイント①:「学習目的」で選ぶ
まず、プログラミングを学ぶ目的で選びましょう。
プログラミングと一口に言っても、言語の種類は膨大にあり、それぞれの言語でできることの幅も非常に広いです。
そのため、まずは「自分がプログラミングで何を開発したいか」を明確にしてください。
もし漠然とプログラミングを学んで市場価値を上げたいと考えている方がいれば、それでも構いません。
下記に主なプログラミング言語でできることを表にしているので、参考にしてください。
Web制作をしたい | HTML&CSS |
---|---|
ゲームを開発したい | C#, C++ |
AIを開発したい/機械学習を学びたい | Python, C言語, R |
Webアプリを開発したい | JavaScript, PHP, Ruby, Python, Go言語 |
もし漠然とプログラミングを学んで市場価値を上げたいと考えている方がいれば、それでも構いません。
その場合は、2つ目と3つ目のポイントを軸にプログラミング言語を選んでみましょう。
ポイント②:「需要の高さ」で選ぶ
言語の需要の高さで選ぶのもおすすめです。
プログラミングを学びたいと考えている方は、学ぶこと自体が目的ではないと思います。
むしろ、学習後にプログラマーやITエンジニアとして就職・転職したいと考えているのではないでしょうか。
そのような観点から考えると、言語選びの時点から市場のニーズも考慮すべきでしょう。
近年は開発できるものの多さから、Javaの需要が非常に高くなっています。
学習難易度と天秤にかけながら、学習後の未来も想定して言語を選んでみてください。
ポイント③:「知名度・人気の高さ」で選ぶ
また、言語自体の知名度や人気の高さで選ぶこともおすすめです。
先ほどの「需要の高さ」と重なる部分もありますが、人気のあるプログラミング言語というのは、ITの現場でも使われていることを意味します。
また、学習者が多い人気な言語は、それだけ学習ノウハウが世の中に溜まっているんです。その結果、過去の学習者たちの勉強方法を参考にして効率よく学ぶことができます。
そのため、「学習者が多いから」という理由で言語を選ぶことも正当な理由と言えます。
以上が、プログラミング言語を選ぶ際の3つのポイントでした。
次に、以上の内容を踏まえつつ、初心者の学び始めにおすすめのプログラミング言語を計3つ紹介していきますよ。
初心者におすすめのプログラミング言語3選
たくさんの種類があるプログラミング言語ですが、初心者は何から学び始めれば良いのでしょうか。
具体的に以下の3つは、今からプログラミングを学び始めたいという人におすすめです。
- Java
- Python
- PHP
ひとつずつ詳しく解説します。
1. Java
Javaは開発できるものの幅が広く、さまざまな分野で利用されているため、需要が非常に高いプログラミング言語のひとつです。
一方で、Javaの文法は他の言語よりも難解なので、プログラミング初心者にとっては習得難易度が高くなっています。
しかし、Javaを学んでおけば、2つ目、3つ目の言語が学びやすくなりますし、求人も多いので、学習後のメリットを考えると、Javaは学びはじめの言語として非常におすすめです。
2. Python
Pythonは、人工知能(AI)やWebサイト開発などで使用される汎用性の高いプログラミング言語です。
Javaに比べてPythonの文法は直感的に理解しやすく、習得難易度も低くなっています。
AIはまさに今伸びているジャンルなので、「ポイント②:需要の高さ」の観点からもおすすめです。
3. PHP
PHPはWebアプリの開発に特化したプログラミング言語で、先ほど紹介した2つの言語と比べると汎用性は劣ります。
開発できる幅は狭いですが、その分シンプルな文法で構成されているため、初学者にピッタリの言語となっています。
また、WebアプリだけでなくWebサイトの作成にも使えるため、将来性の観点も問題ないでしょう。
まとめ:プログラミングを学んで市場価値の高い人材になろう
今回は、プログラミング初心者が失敗しない言語の選び方を解説しました。
この記事で紹介した3つのポイントを踏まえて、読了後は実際に学びたいプログラミング言語を探してみてはいかがでしょうか。
プログラミング学習は一朝一夕で習得できるようなものではなく、長期間の勉強になります。とは言え、学び始めなければ何も得られません。
アクションを起こしてみることも大事なので、気になった言語があれば、思い切って学習を始めてみるのもおすすめですよ。
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TEXT:PreBell編集部
PHOTO:iStock
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